もやしの効果は見た目以上にすごい!疲労回復に食べたいもやし料理

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もやしと聞くと何を想像しますか?

安い、かさ増やしに役立つ、ヘルシー。

こんなイメージしかないかもしれません。
私も、こんな程度にしか思っていなかったのですが・・・・

ある時、スポーツ選手の健康管理をしている管理栄養士さんの講座に参加したとき
疲労回復にアスパラギン酸がよいというお話を聞きました。

そして、このとき「もやしにもアスパラギン酸が含まれているんですよ」
と教えていただき、それ以来、我が家では疲れた時にはもやし料理が出ます。(笑)

お値段は1年を通して20~30円程度という安さ、
なのに栄養はすごい!これは主婦にとっては一番嬉しい食材ですよね。

今回は、このひょろ長くて見た目は栄養がなさそうに見えるもやしのすごさについて書いていきます。

もやしをあまく見ていた人は、きっとびっくりするハズですよ。

目次

もやしの栄養は?

 

もやしは見た目以上に栄養素が多い野菜です。

タンパク質・カルシウム・カリウム・ビタミンB1・葉酸・食物繊維

などなど。思った以上に栄養があると思いませんか?

タンパク質は筋肉や髪、皮膚などを正常に保つよ働いてくれます。

カルシウムは骨や歯を作るための役割をしています。

カリウムは塩分を排出したり、コレステロール値を下げるという効果があります。

ビタミンB1は糖質の代謝をアップさせたり、疲労回復に役立つ栄養素です。

葉酸はDNAの合成や細胞分裂に欠かせない成分で、赤血球の形成を助けてくれる働きがあります。
妊婦さんに必要な栄養素と言われているのは、胎児の成長に欠かせない成分だからですね。

食物繊維は便秘には欠かせない成分。老廃物を排出してくれるというのは肥満予防にも効果がありますね。

 

でも、忘れてはいけない栄養素が【アスパラギン酸】

アスパラギン酸って?

 

名前からも分かるように、アスパラガスに多く含まれているアミノ酸の一種の成分。

疲労回復

アスパラギン酸は、疲労回復効果がありミネラルを細胞に運ぶ働きを持っています。

疲労のもととなる乳酸を分解することで疲労回復に効果が出ます。
また、エネルギー源となるグリコーゲンの生成を促進してくれるという役割があり
スタミナをつけるのに効果的な成分です。

 

体液のバランスを整える

ストレスなどで細胞内のビタミンやミネラルが消費されてしまうと
体液のバランスがくずれ体調不良になります。

この時に、アスパラギン酸が不足したカリウムやマグネシウムなどを細胞の中に運んでくれることで
体液のバランスを整えて、体調を良くしてくれる役割をしてくれます。

 

肌の新陳代謝を高める

肌の新陳代謝を高めて保湿してくれる効果があります。

また角質の水分を保ち肌の潤いを保ってくれるという働きがあります。

 

アンモニアの解毒作用

有毒なアンモニアを体外へ排出してくれる働きがあります。

アンモニアの量が増えるとエネルギーがうまく作り出せずに疲労がたまり、組織が老化し
免疫力が低下してしまうという状態になります。

このような状態のとき、アスパラギン酸がアンモニアを排出して肝臓の働きを負担してくれるのです。

 

疲労回復にもやし!

アスパラギン酸には疲労回復や体調を整えるといった効果があるということが分かりましたよね。

このアスパラギン酸がもやしにもたくさん含まれている!というのはすごいと思いませんか?

私がアスパラギン酸のことを知ったのは、
スポーツの管理栄養士をされている栄養士さんの講話を聞いてからなのですが、

サッカーの有名な監督さんに
「試合のあとには必ずアスパラギン酸が含まれているアスパラガスなどを選手に食べさせて」
と言われたそうなんです。

試合で疲れた選手の疲労回復にはアスパラギン酸がいい!ということは
効果も実感しているからだと思います。

アスパラは毎日食べるには価格が高い野菜ですが、
もやしだったら我が家でも毎日たべれる!(笑)そう思ったので、
疲労回復にはもやし料理が欠かせなくなりました。

 

もやしの効果的な食べ方

 

もやしの成分を無駄なく摂取するには、成分の特性を知っておくことが大切です。

もやしの成分は水にとけやすいという性質があるので、サッと洗い茹ですぎないことが大切!

 

強火で炒めたり、片栗粉などでとろみをつけ、汁まで全部食べるといった調理法がおすすめです。

もやしのとろ~りツナあんかけ

 

もやしに片栗粉をまぶして麺つゆで味付けした煮汁でサッと煮て仕上げる簡単な一品ですが、

片栗粉でとろみをつけることで、汁まで全部美味しく食べれます。
もちろん、栄養も全部とれますのでおすすめです。

レシピはこちらで詳しく紹介しています。

 

炊き込みごはんに

 

もやしのシャキッと感は少なくなりますが、
ボリュームも出て栄養も無駄なくとれるのでおすすめなのが炊き込みごはん。

もやしはビビンバ風に少しピリ辛やみそ仕立て、濃いめの味付けで仕上げると
より美味しく食べれます。

豚バラ&もやしのビビンバ風レシピはこちら

もやしたっぷり韓国風炊き込みごはんのレシピはこちら

 

もやしの保存方法

 

もやしは新鮮なものを買い、なるべくすぐに調理するのが一番です。

日がたってしまったものは、ひげの部分が黒ずんできて食感も悪くにおいも出てきます。

もし、すぐ食べない場合は冷凍保存もできますよ!

冷凍する場合

冷凍する場合は、一度サッと洗い水気をしっかり切ります。

これをジッパーなどの袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫で保存しておきます。

なるべく平たく、もやしが重ならないようにジッパーの袋に入れるのがおすすめですよ。

また、袋に入れたときに、残っている水気もキッチンペーパーなどでしっかり吸い取っておくと
使うときに使いやすいです。

冷凍するときは水分を吸収したキッチンペーパーを取り除いてくださいね。

冷凍すると、シャキっと感はなくなりますが、
毎日買い物に行けない、という人には冷凍保存は助かりますよね。

上手に冷凍を利用してもやしを食べてください。

まとめ

もやしには思った以上に栄養素が豊富に含まれていました。

その中でも注目したいのがアスパラギン酸

スポーツ選手が試合のあとの疲労回復にも効果を発揮しているというアスパラギン酸が
もやしにも含まれているんです!

水にとけやすい性質なので、調理するときはサッと強火で炒めたり
水分まで一緒に食べれるような、とろみをつけたあんかけ風にしたり、
一緒に炊き込む「炊き込みごはん」などに使ってみると美味しく栄養もしっかり取れますよ。

せっかく安くて疲労回復に効果のあるアスパラギン酸が含まれているというもやしなので、
もっと毎日のメニューにたくさん取り入れてみてはいかがでしょうか。

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