人参の栄養を効率よくとるための効果的な食べ方と、その効果!

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人参はお弁当の色どりにも使えるし、サラダから煮物、炒め物まで
幅広い料理に使えるので、我が家の冷蔵庫には常備している野菜の一つです。

私と同じように人参は冷蔵庫にはよくある野菜だ、という人も多いはず。

人参の栄養といえばβカロテンですが、
食べ方によって栄養がしっかり吸収されないこともあるんです。

せっかく食べるのなら、人参がもっている栄養を無駄なく、そして効率よく吸収したいですよね。

今回は、人参の栄養を効率よくとるための効果的な食べ方について紹介していきます。
そして、食べると、どんな効果があるのか、についてもお伝えしていきます。

おすすめレシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

人参の栄養

人参はどんな栄養が含まれているのか、知っておくことで人参をもっと美味しく食べることができると思うので
まずは、栄養から紹介します。

βカロテン

人参といったらこれ!というくらい重要な栄養素がβカロテン

体内でビタミンAに変えられ、粘膜や肌を正常に保ってくれる働きがあります。
肌の健康を維持したり老化を防止するのに、とても重要な成分ですよね。

また、これは髪や爪などの生育にも働きかけてくれます。

抗酸化作用が強いβカロテンは、人参の皮の部分に多く含まれています。

カリウム

人参にはカリウムも多く含まれていて、これは塩分などの排出をしてくれる成分。

高血圧の予防やむくみの改善に欠かせない栄養素です。

他にも、ビタミンC、ビタミンB、カルシウム、リン、鉄などビタミンやミネラルが含まれています。

食物繊維

人参には食物繊維も豊富に含まれていて、便秘解消にも効果があります。

腸の活動を活発にしてくれれば、デトックス効果もありダイエットにも役に立つ野菜ですね。

 

栄養を効率よくとるには

生で食べる?加熱して食べる?

βカロテンは加熱することで栄養の吸収がアップします。

どうせ食べるのなら、人参がもっている栄養素をたくさん吸収したいですよね。
ということは、加熱して食べるほうが効率的ということになります。

 

生はビタミンCを破壊するのはホント?

生の人参にはアスコルビナーゼという酵素が含まれていて、
これが他の野菜のビタミンCを破壊して吸収を阻害してしまうということを聞いたことがあります。

これは本当にそうなのか?

調べてみると、様々な研究で以前はそう言われていたのが変わってきた、ということが判明しました。

それは、
このアスコルビナーゼという酵素がビタミンCを還元型と酸化型という2種類に変化させているということ。

前までは酸化型に変わったビタミンCは吸収されずに破壊されたということになっていましたが
新しい研究の結果では、どちらもビタミンCという働きをするのもだ、ということが分かってきたそうです。

つまり、酵素によってビタミンCが破壊されて吸収されない、ということはない、ということですね。

MIWA
MIWA

食についての勉強をしていると、以前はよかったものが新しい研究結果で体に良くない、だとか、逆に悪いといわれていたのが良いということも多々あります。常に新しい情報に目をむけて考えを変えていくのが大切ですよね。

もし、この情報がまだ信じられないという人は、耳より情報があります。

アスコルビナーゼという酵素は酢などの酸性の物と反応させたり、加熱することで
不活性化することができます。

生の人参を食べるとき、ビタミンCの吸収を阻害されているか心配なら、

レモン汁や酢などを加えたりすることで解消されますので、試してみてくださいね。

 

皮を食べた方がよい

βカロテンは皮に多く含まれているため、できるだけ皮も一緒に食べた方がよいです。

みーさん
みーさん

私、毎回きれいに皮をむいてたわ・・・

人参の皮を剥いて調理する人のほうが多いと思うのですが、
(私もそうでした)
でも、皮を一緒に調理するとβカロテンの量がとても増えるんです。

捨てていたなんて、もったいない・・・と思いました。

ジュースなどにする場合は、もちろん皮ごと。
煮物なども皮をよく洗って皮つきのまま料理することで、栄養をたっぷり吸収したいですね。

 

油と合わせるとよい

βカロテンは油との組み合わせがとても良いので、
炒め物や揚げものにしたり、サラダならオイル系のドレッシングをかけて食べることで
より効果的に栄養を取ることができます。

加熱にも強い成分なので、加熱するときに、油を使うといいですね。

効果的な食べ方

人参は加熱したり、油と一緒に取ることでより効率的に栄養を吸収することができる、

ということが分かったので、美味しくて簡単なレシピをいくつか紹介します。

無限人参(カレー風味)

一時、すごく流行った「無限〇〇」

これだけでいくらでも食べれてしまう、ということから無限~とつけられているレシピ名ですが、
私が考えた無限人参の一つはカレー風味でツナを合わせたもの。

スパイシーな風味とツナの旨味で食欲も出てきますね。

人参はピーラーでカットするので簡単だし、食感もパスタのようで、
ほどよい薄さが味のからみやすさにつながっています。

人参はレンジを使って簡単に加熱し、ツナとカレー粉、麺つゆで味付けすれば出来上がりです。

詳しいレシピが知りたい人はこちら

 

キャロットライス

人参ジュースでご飯を炊いて、仕上げに粉チーズで味付けする簡単な炊き込みごはん。

人参ジュースは、生を皮つきのままミキサーでジュースにしたものを使えば栄養満点です。

炊飯器に洗ったお米を入れ、分量のメモリまで人参ジュースを入れて
小さじ1~2程度のオリーブオイルか米油を加えて炊きます。

人参の甘味で少しおこげができます。これもまた美味しいですよね。

仕上げは岩塩と粉チーズ、少し黒コショウをかけるとパンチがきいて美味しいですよ。

 

スープにする

 

加熱すると効果がアップする人参は、スープにも最適です。

コンソメスープで人参と玉ねぎを煮て、柔らかくなったらミキサーで攪拌し、
豆乳などを加えてクリーミーに仕上げてみてください。

仕上げに、オリーブオイルなどを少し加えることで、おいしさと栄養吸収効果もアップします!

 

人参の保存(知っておくとよいポイント)

 

人参の保存、みなさんはどうやって保存していますか?

人参は湿気に弱いので、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室でなるべく立てて保存してあげるのがおすすめです。

 

MIWA
MIWA

それから、リンゴなどの近くに一緒に保存していませんか?

みーさん
みーさん

リンゴと一緒に保存してる時があるかも!?それってダメなの?

リンゴのようにエチレンガスを発生するものと一緒に保存してしまうと、
人参の苦みが出やすくなってしまうため、できるだけ離して保存するように気を付けてくださいね。

まとめ

人参にはβカロテンという栄養素が豊富に含まれています。

これは、抗酸化作用が強く、ビタミンAに変わることから、肌の健康を維持したり、
粘膜を正常に保ち口内炎などにも効果があります。

この成分は加熱したり、油と一緒に取ることで吸収がアップするので、
人参を料理するときは、できるだけ加熱したり、油をプラスしてみてください。

また、このβカロテンは皮に多く含まれているため
皮を剥いて料理していた人は、ぜひ皮ごと調理して一緒に食べてみてくださいね。

他にも、カリウムや食物繊維、ビタミン、ミネラルも含まれています。

むくみの改善や高血圧の予防、また便秘解消にも効果があるので、
毎日の食事に人参料理を取り入れてみてください。

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