毎日の食事を変えれば、自分の体は必ず変化する!そう信じている私は
常にからだに良いものは何かを考えて食事を作っているつもりです。
(つもりです。と書いたのには理由があり、自分の知識の中で良いと思っていたことが
実は体に悪影響を与えているというような新事実が分かったりすることがあるから)
そのため、つねに新しい情報や健康に対する知識を学びたくて
健康的な食事に関する本などを読むようにしています。
今回は「医師が教える食事術~最強の教科書~20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68」
を読んで私が感じたことをレポートします。
いろいろな食事に関する書籍を読んでいると、
どれが正しいのか分からなくなることはよくあります。
もちろん、この本もそうで、私が以前読んだことがある本や、今読んでいる本とは
全然違ったことが書かれていて、どれを信じたらよいのか、実のところ分かりません。
しかし、初めてこの本を読んだ時は、衝撃的だったことを覚えています。
食と健康とのかかわりは常に研究が進められており、
新しい情報が次から次へと入ってきます。
時には、前までの情報が間違っていたということも例外ではありません。
そんな時は、すぐに新しい情報に自分の頭を切り替えていく必要があり、
それを受け入れ、すぐにでも実践していくのが大切だと私は思っています。
この「医師が教える食事術」からは、たくさんのことが学べます。
とくに多くの人が知りたいであろう、やせる食事術や老けない食事術などは
すぐにでも実践することができる簡単なことが多いです。
そこで、この本から学んだやせる食事、老けない食事について
私の感じたことと実践方法などをお伝えしていきます。
食事で健康になりたい!という強い思いがある人に、
この記事が参考になれば嬉しいです。
「医師が教える食事術」で受けた衝撃的なこと
この本の中では自分にあてはめても、かなりヤバいと感じるようなことも多くありました。
血糖中毒になっていないか
まずはこの「血糖中毒」という言葉。
確実に自分にもあてはまっている気がしました。
疲れた時に甘いものが欲しくなる・・・まさにこのことですよね!
疲れやすいとか、すぐに眠くなる、といったことも血糖中毒が原因となっているとか。
確かに、やめられない止まらないような美味しいものを食べると、手がとまりません。
あきらかに砂糖と分かるようなものでなくても、知らないうちに血糖値を上げている、
そんな食生活をしていないだろうか・・・と心配になってきました。
脂肪が脂肪になるわけではない。
分かってはいるが、なんとなく脂を食べると脂肪になるというイメージが自分の中では消えなかったのです。
でも、ここでハッキリと書かれていて、これもまた衝撃を受けました。
食べたものは必ず分解され体の様々な部分に栄養素として運ばれます。
だから、タンパク質だって、炭水化物だって、脂肪分であろうと同じように分解されるわけです。
栄養素として体の各部分に運ばれエネルギーとして使われた残りの糖分が脂肪として蓄えられてしまう
ということになります。
結果的に糖質の摂り過ぎで血糖値が上がり太ってしまうということなんですよね。
オリーブオイルが血糖値を抑える
これには驚きました!
体のために、私は料理に使う油はオリーブオイルや米油や胡麻油、えごま油などにしています。
この中のオリーブオイルが実は血糖値を抑える役割をしていたというのは嬉しいこと。
オリーブオイルを上手に使えば、やせるということにもつながるのでは、と光が見えてきますよね。
私のなかで油が太るというわけではない、という事実がここで確実になりました。
調理法によってAGEが増える
そもそもAGEって何?ということで引用させてもらいます。
AGEとは、タンパク質や脂質がブドウ糖と結びつくと悪い物質ができる。これがAGEとよばれるもので
すべての病気や老化現象の真犯人だということが分かっています。
つまり、老化をひきおこしてしまうということ。
同じ食材なのに、加熱すればするほど増えていくというのはショックです。
この食べ物は体に良い栄養素がある!と思って食べていても、
揚げたりグリルしたりして悪い物質を増やして食べていては逆効果になってしまいます。
私は料理する立場から、いろいろな調理法で毎回味わいを変えたりしていますが、
健康を考えると生に近い方がよい・・というのは、料理を楽しみたいという私には困ります。
AGEの知識が身につく今話題沸騰中の「AGEフード・コーディネーター」の資格については
こちらで書いています。
ココナッツオイルには危険性がある
私はこの本を読むまでは、ココナッツオイルが体に良い!そう思っていました。
できる限り、ココナッツオイルを使ってお菓子を作ったり、料理にも使うようにして
少し金額的には高い食材なのですが、意識して使うようにしていたのに・・・
ココナッツオイルに発がん性の危険性があり、
動脈硬化を進める動物性脂肪と同じ性質を持っている、と言われたら
今まで頑張ってココナッツオイルを摂取してきた私は一体何だったのか。
ということですよね。
かなりのショックを受けました。
本から学び実践していること
やせる食事での実践
私がこの本を読んで以来、やせるという面で意識して実践していることは
とにかく血糖値を上げない食べ方をするということ。
糖質とオリーブオイルを一緒に食べることで血糖値の上昇を抑えることができるというので、
食事でご飯を食べるときや、パンを食べるときに、オリーブオイルを少しかけて食べるようにしています。
これなら簡単にすぐにでも自分の生活に取り入れられる!と思い、ずっと続けています。
同じ量を食べるなら、数回に分けて食べる方が血糖値を上げにくくするということが書かれていたので、
空腹で一気に食べるという「ドカ食い」をしないように心がけています。
どうしても、仕事中は食べれず帰宅後、すごくお腹が減っている時が何度もあります。
そんな時に、ちょうど食べるものがあったりすると、ついつい食べてしまう・・・。
しかもお腹が空いていると、気が付いたらある分だけ全部食べてしまった、なんていうことも(涙)
なので、食べる量を増やすという意味ではなく、なるべく小分けにして食べ
ドカ食いをしないように気を付けています。
老けない食事での実践
なので、なるべく鮮度のよい食材を購入して生にちかい状態で食べることにしました。
調理の時には酢やレモンで和えたりマリネしたりして、酢をなるべく使うようにしています。
これは私にとっては簡単に始められました。
簡単に使う方法としは、カレーパウダーなどがあります。
全然ちがうとおもいます。ぜひ実践してみてください。
病気にならないために、やるべき食事術
私がこの本を読んで食べなくなった食材があります。
それはハムやソーセージ、ウインナーです。
他にもいろいろ添加物が含まれている食品は数多くありますが、
やはり、避けなくてはいけないものだ、ということが強く書かれており、
自分の未来のために、子供たちの将来のために、購入しなくなり食べなくなりました。
もともと、マーガリンは違う本で読んで食べていなかったのですが、
ハムなどはちょくちょく料理には使っていたので、はじめはなにか物足りなさを感じることもありましたが
慣れてくると人間というのは不思議ですね。
全然食べたいとも思わなくなり、外食でハムやウインナーが入っていて食べたときに
美味しいと思わなくなっている自分がいました。
きっと、味覚が自然の味に慣れてきたのだと思います。
他にも人工甘味料の入っているものは、もともと避けていたのですが、
かなり危険なものだと分かり、子供たちにもお菓子やジュースを選ぶときにも
必ず原材料を確認するように教えています。
そして、昔からよく「焦げたものを食べるとガンになるよ」と聞かされていたのですが、
これは本当だったということも分かりました。
確かに加熱すれば良くない物質が増えてくるのだし、
加熱し過ぎて焦がした食材が体にとって良いはずがありませんよね。
まとめ
読み始めたら、どんどん続きが読みたくなったという私の中ではヒットした本。
自分の体のことを考えたら、何をどう食べたらよいのかを知っておくべきだと思います。
この本には、そういった自分の体を健康に保つための食事のヒントがたくさん書かれています。
全部が実践できるのは難しいと思いますが、やれることから始めるというのは大切なことですよね。
食事を変えることによって、自分の体の調子がよくなったら、こんなに素晴らしいことはないと思います。
間違った情報を良いと信じて食べ続けているという事実が怖いです。
今の食生活は間違っていませんか?
そう聞かれたら、自信をもって「大丈夫です」とは私も答えられません。
これを読むとスーパーで食材を購入するときから、もう意識が変わってきますね。
きれいに痩せたい、いつまでも若々しくすごしたい、病気にはなりたくない。
そう強く思う人にはおすすめの1冊です。
ぜひじっくりと読んでみてください。
そして、やれることはすぐにでも実践してくださいね。
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