納豆は発酵食品の中でも栄養や体への効果が絶大!
しかも、お手頃価格で手に入るから毎日続けて食べれるのも嬉しい食材の一つ。
でも、納豆大好きな人ならともかく、とりあえず体によいから食べとこ。と思っている人は
毎日、同じように納豆を食べるのは意外と飽きてしまいますよね。
そこで、今回は納豆の効果を発揮できるような簡単で美味しい食べ方を紹介します。
毎日、少しずつを続けて食べることこそが、健康への第一歩!
せっかくなら、「美味しい」と思って食べたいですよね。
「また納豆?」そんな思いで食べている人は、ぜひここで紹介するいろいろな食べ方を試してみてください。
納豆の効果は健康にも美容にも期待できますよ。
納豆の効果
血栓をとかす効果
納豆といえば、「ナットウキナーゼ」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
このナットウキナーゼがすばらしい効果を発揮してくれます。
心筋梗塞や脳梗塞の原因ともなる血栓を溶かす効果があるというのはすごい!
しかも、このナットウキナーゼの効果は食べてから6~8時間ほど持続するというからさらにすごい。
ただし、熱に弱いという弱点があります。
加熱して食べるとせっかくのナットウキナーゼ効果がなくなってしまうので、
この効果を期待するなら、食べ方に注意する必要があります。
また、血栓は夜にできやすいということから、
ということになりますね。
骨祖しょう症の予防に
納豆にはビタミンKという骨を作るのに役立つ栄養素が含まれています。
さらに、ひきわり納豆だと粒納豆よりもビタミンKが1.5倍ほど増えるそうですよ!
納豆が骨を作るのに効果的というのは、あまりイメージがなかったのですが、
骨を作る栄養素がこんなに含まれているとなれば、とくに女性はホルモンのバランスが崩れてくる閉経後に
骨粗鬆症になりやすいといわれているので、積極的に食べたいですよね。
血糖値の上昇を抑えてくれる
糖質を食べると血糖値があがります。
その血糖値の上昇を抑えてくれるという効果が納豆にはあるんです。
じゃぁ、納豆ご飯っていいってことよね!
そうなんです。
納豆には、食物繊維が豊富でビタミンB2も含まれているので、
血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる働きがあります。
ご飯だけだと血糖値は上がりやすいと思うのですが、
納豆を一緒に食べることで、上昇を抑えてくれるので、よい組み合わせなんですね。
アンチエイジング効果
アンチエイジングといえば、若返り効果。
納豆に含まれている「ポリアミン」という成分が長寿に効くそうで、
ほかにも、肌のハリや動脈硬化の予防にもよいといわれています。
アレルギー抑制
今の世の中、アレルギーとは切ってもきれない関係といってもいいですよね。
そんな中、納豆はアレルギーの抑制効果があります。
それは、ネバネバを作り出している「レバン」という成分。
通年性のアレルギー性鼻炎などの症状を軽くしてくれたり、抑制する効果が期待できます。
記憶力アップ
納豆には「レシチン」という成分が含まれています。
これは、アセチルコリンという神経伝達物質を脳内で合成するのに必要な成分。
また神経伝達物質の「アスパラギン酸」や、脳の活性物質としての不飽和脂肪酸も含まれているので
記憶力を高めるのに効果があります。
ぜひ、試験の前に納豆を食べて勉強してくださいね。
そうそう!食べて勉強しなくちゃ意味ないですよね。(笑)
抗菌作用
納豆に含まれている「ジピコリン酸」には抗菌作用があり、O-157などを阻害する働きがあります。
納豆を食べることで、感染症の予防ができるので、意識して食べるようにしたいですよね。
また、「抗菌ペプチド」という物質が、がん細胞の死滅に効果があるという研究も進められているようで
さらに納豆の偉大さに期待が持てますね!
簡単で美味しい10の食べ方
納豆の効果が絶大である!ということが分かったところで、
では、毎日どうやって食べようか?
となると、意外と毎日同じような食べ方しか思いつかない人も多いと思います。
そこで、簡単で美味しい食べ方を紹介していきます。
ぜひ、気に入ったものがあったら、さっそく試してみてくださいね。
焼きシイタケ和え
シイタケを焼くと旨味がたっぷり。
その焼いたシイタケを食べやすくカットして納豆と混ぜ合わせるだけで、
とっても美味しい一品が出来上がります。
もちろん、好みでネギや鰹節を加えたり、オリーブオイルを少量くわえても
より美味しくなりますので、ぜひやってみてください。
ツナ納豆サラダ
ツナの旨味と納豆はよく合います。それに、間違いない美味しさです。
これをサラダのドレッシングとして食べると、野菜もたっぷり食べれて一石二鳥です。
簡単で美味しいドレッシングになります。
私がよく作っているのが、写真のようなお豆腐サラダ。
大豆の組み合わせですが、とっても美味しいですよ。
チーズ納豆
チーズと納豆は同じ発酵食品なので、これもまた相性抜群で美味しいです。
キュウリやトマトなどの野菜と一緒に混ぜ合わせると、より栄養アップできますよ。
梅&カニカマ
梅の組み合わせは定番かもしれませんが、やはり美味しい組み合わせです。
練り梅と納豆をよく混ぜ合わせ、ちくわやカニカマなども一緒に和えれば
副菜にもなりますし、手巻き寿司の具にもおすすめです。
ゴーヤと竹輪の納豆和え
サッと茹でたゴーヤと納豆を合わせたもの。
ゴーヤの苦みも納豆と合わせればあまり気にならず美味しく食べれます。
冷蔵庫に残っていれば、竹輪も一緒に和えると美味しさも栄養もアップします。
むね肉のショウガ納豆和え
茹でて割いたむね肉と納豆を合わせれば、立派なおかずになります。
さっぱり、たんぱくな味わいのむね肉は納豆と合わせても美味しく食べれます。
ここに、さらにすりおろしショウガを加えると、より美味しさが増すのでぜひやってみて!
ほうれん草のなめたけ納豆和え
青菜と和えるのもおすすめです。
今回はほうれん草を紹介していますが、
菜の花や小松菜、春菊など、季節に合わせた青菜で作るのも美味しく、見た目や旬を楽しめますよ。
この時、なめたけを加えると味がまとまり、美味しく仕上がるのでおすすめです。
ワカメ納豆のオリーブオイル和え
お刺身ワカメと食べやすくカットして、納豆と和え、仕上げにオリーブオイルを加えて作る
とっても簡単でヘルシーで栄養満点のおすすめな食べ方。
いつもの納豆の食べ方に飽きたら、ぜひワカメを入れて作ってみてください。
ここまでは、加熱しずに「混ぜるだけ、和えるだけ」の簡単な食べ方を紹介してきました。
本当は、このような加熱しないで食べる食べ方の方が、
ナットウキナーゼの効果を発揮できるのでおすすめなのですが、
加熱したら、納豆の栄養が全部ダメになってしまうわけではないので、たまには違った納豆料理を。
という時のおすすめ2品を紹介します。
発酵食品で作るデトックス―プ
これは、自分的にはかなり美味しくてよく作るスープでおすすめ。
仕上げの味付けは麹味噌。
豆乳のまろやかな味わいに、発酵食品の旨味と酸味が加わって、すごく美味しいです。
疲れた体にしみこむ感じのスープで、
今日は1日お疲れさん、という日によく作っています。
ギョーザの皮で納豆ごはんせんべい
これは、私のアイデア創作料理なのですが(笑)
納豆ご飯にチーズを混ぜて具を作っておき、
ギョーザの皮でサンドしておせんべいのように仕上げたもの。
ワッフルメーカーを使うと簡単に作れて、食べるときはネバネバしないのでお子さんにも食べやすい
おやつ感覚の食べ方。
ワッフルメーカーにギョーザの皮をのせ、具、をサンドして焼くだけで出来上がりです。
加熱しますが、加熱しても効果のある栄養成分が納豆にはたくさんあるので
ちょっと納豆に飽きたな、そんな時にはデトックスープや納豆ごはんせんべいなど作ってみてくださいね。
まとめ
納豆には健康に過ごすための効果や勉強に役立つ効果、美容に嬉しい効果など、
偉大な効果がたくさん期待できます。
毎日少しずつを続けて食べるのが一番よい食べ方なのですが、
どうしても、納豆というと混ぜて食べるだけ、になってしまい飽きてしまうんですよね。
そこで、混ぜる材料も一工夫すれば、いろいろな味や食感を楽しむことができますし、
合わせる材料によっては、より栄養価が高くなることもあります。
今回、簡単で美味しい食べ方を10通り紹介しました。
この中で気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
美味しく食べることで、より体も健康になってくれます。
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