プルーンと聞くと鉄分が豊富、貧血に効く、そんなイメージがあるのは私だけでしょうか。
プルーンには鉄分以外にも美肌に効果のある栄養素がたくさん含まれています。
そして、甘くて、少しねっとり感のあるプルーンは、砂糖やバターの代わりに使えるんです。
この使い方を知ってから、お菓子作りや料理にもプルーンを使うようになりました。
すると、ヘルシーで美味しいお菓子や料理が作れるようになるだけでなく、
自分の肌が変化してきたのを実感してきました。
しみやシワが目立たなくなったり、便秘解消によって肌荒れも改善されてきたんです。
今回は、鉄分だけでなく美肌効果まで期待できるプルーンについて書いていきます。
栄養や効果だけでなく、ヘルシーな使い方を紹介していきますので、
ぜひ試してみてくださいね。
プルーンの栄養と効果
鉄分
プルーンといえば鉄分!というイメージがある人も多いと思います。
私もその一人ですが(笑)
でも、調べてみると意外にもプルーンの鉄分含有量は少なかったんです。
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実はプルーンには鉄分のほかに、葉酸やビタミンB、ビタミンCが含まれていて、
鉄分の吸収をよくしてくれるということが分かりました。
なるほど~!だからプルーン=鉄分なんだね。
鉄分量は少ないようですが、
やはり貧血予防には欠かせない食材です。
食物繊維
プルーンにはなんと2種類の食物繊維が含まれています。
2種類とは水溶性と不溶性のこと。
字の通り、水に溶けるか溶けないか、ということです。
食物繊維が豊富な食材はたくさんありますが、この2種類がバランスよく含まれている食材は
あまり聞いたことがないので、プルーンは本当の意味で食物繊維が豊富ということになります。
この2種類はもちろん働きが違ってきます。
水溶性は、不要物を排出してくれる働きがあり、コレステロールの吸収を抑制する効果があります。
不溶性は、腸を刺激するという働きがあります。
この2種類が同時に働いてくれるとなれば、便秘解消の効果は絶大ですよね!
ビタミンE、カロテン
プルーンには抗酸化作用があるビタミンEやカロテンが含まれています。
これは、活性酸素を除去してくれるという働きがあり、
生活習慣病の予防や、しみ、シワなどの美肌効果にも効き目があります。
また、抗酸化作用があるポリフェノールも含まれているので
アンチエイジングにも効果があります。若返り効果ともいわれるほどで美容には欠かせませんよね。
カルシウム・マンガン
カルシウムやマンガンには骨の形成に役立つ栄養素。
プルーンにはこのようなミネラルも含まれているので、健康のために適量を毎日食べたいですよね。
プルーンの糖質
ドライプルーンはとっても甘いです。
でも、この甘味はGI値が低い、いわゆる血糖値が上がりにくい甘さなんですって!
へ~!それは嬉しいわ。
とっても甘いので、もちろん食べ過ぎたら血糖値が上がってしまいますが、
上手に食べれば、お砂糖の代わりに料理やお菓子作りに使えるということなんです。
使い方は後半で紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
また、同じような甘味のあるドライフルーツに【デーツ】があります。
このデーツもGI値が低く、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるドライフルーツなので
気になったらこちらを読んでみてください。
プルーンの美肌効果
プルーンを毎日少しずつ食べていたら、便秘が解消してきました。
さらに、お肌がモチモチとしてハリが出てきて、化粧のノリもよくなってきたんです。
さらに、吹き出物などができにくくなり、肌荒れが全体的に改善されてきました。
今までは、よく吹き出物が出ていて、お化粧してもガサガサだったりすることが多かったので
この違いは明らかに自分で実感しています。
私がよく食べているプルーンの美味しい食べ方を紹介していきますね。
参考にしてみてください。
ヘルシーな食べ方
プルーンはドライフルーツとしてそのまま食べても、もちろん美味しいです。
私は毎日食べるヨーグルトにプルーンを細かくカットしてトッピングしたりして食べています。
ちなみに、ヨーグルトに一緒に加えている粉っぽいのは、おからパウダーです。
おからパウダーにも嬉しい効果がたくさんなので、こちらをチェックしてみてくださいね。
ほかにも、細かく刻んで焼き菓子に混ぜ込んだりという使い方も簡単で美味しいです。
ですが、
このプルーンの甘味やねっとりした油脂分を砂糖やバターの代わりに活かして使うことができるんですよ。
プルーンピューレ
プルーンピューレというのは、プルーンにぬるま湯を加えてピューレ状にしたもの。
フードプロセッサーにプルーンとぬるま湯を入れて攪拌してピューレ状にするだけなので
とっても簡単です。
熱湯消毒した瓶などに入れておけば5日~1週間ほどは冷蔵庫で保存できるので、
作り置きしておくと便利です。
このプルーンピューレがお菓子作りにもお料理にもすごく役立っているんですよ!
プルーンピューレの使い方
さっそく、プルーンピューレを使うと、どんなものが作れるのかを紹介していきます。
焼きドーナツ
お砂糖とバターを使わずに、プルーンピューレを加えて作ると、
ヘルシーでモチモチ食感の美味しい焼きドーナツが作れますよ。
詳しいレシピはこちらで紹介しています。
パネトーネ風ブリオッシュパン
こちらは、バターたっぷりで甘味もたっぷりあるブリオッシュパンを
プルーンピューレを使うことで、バターの量を減らし、お砂糖も減らして作ったものです。
出来上がったパンは、とってもふんわり美味しいですよ。
実は、このパンはプルーンを使ったレシピコンテストで受賞したもので、
レシピ本にも掲載していただきました。
砂糖、バター不使用なのに甘いパン
こちらは、砂糖もバターも全く使わずプルーンピューレだけで作れるパンです。
中に混ぜ込んだピューレと生地の中に混ぜたピューレで甘味は十分あり、
子供にも好評の美味しいパンに仕上がっています。
フィナンシェもバター不使用!?
フィナンシェといったら、バターたっぷり使った焼き菓子ですよね。
このフィナンシェだってプルーンピューレを使うとバター不使用でふんわり、しっとり美味しく作れます。
スパイス効かせたスパイシープディングケーキ
スパイスをたっぷり使って風味豊かに仕上げるプディングケーキは
クリスマスのスイーツにもピッタリな焼き菓子です。
こちらも、バターと砂糖を不使用でプルーンピューレが大活躍しています。
ぶりの照り焼き
プルーンピューレはお菓子作りだけじゃないんですよ!
お料理にだって美味しく使うことができます。
照り焼きは酒、しょうゆ、砂糖やみりん。などで作りますよね。
この砂糖をプルーンピューレに変えて作ると、甘味と旨味とコクが出て美味しい仕上がりになります。
ぶりで作りましたが、鶏肉でも同じように作れますので、レシピを参考にしてみてくださいね。
チキングリル
照り焼きと同じように、砂糖の代わりにプルーンピューレを使って漬け込んでおくと
焼くだけでこんがり香ばしく美味しいチキングリルが出来上がります。
簡単なのでぜひお試しください。
先ほども紹介したようにGI値が低い甘味なので、ヘルシーな仕上がりになります。
まとめ
今回は、プルーンの栄養や効果、そしてヘルシーで美味しい食べ方について書いてみました。
私は便秘で肌荒れがひどかったのですが、プルーンを毎日少しずつ食べるようになったら
肌荒れが改善されてきました。
プルーンはそのままでも美味しいのですが、ピューレにすることで砂糖やバターの代わりとして使えます。
プルーンピューレを使って作ったお菓子や料理はヘルシーなだけでなく、
美味しさやコクも増してくるんです。
ぜひ、美容と健康のために、毎日の食事にプルーンを取り入れてみてください。
私と同じようにお肌の悩みを持っている人は、きっと続けることで改善されていくと思います。
(個人差があるので、すぐには効果がでないかもしれません。)
でも、適量を続けていくことで効果は出てきます!
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