ニワトリを飼うときの暑さ対策はどうしたらいい?

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我が家はニワトリをペットとして飼っています。

卵から孵化させて育てているので子供たちも我が子のように可愛がっています。

ニワトリは体温調節が上手にできないので、暑さにも弱いんですよね。

ある日、メスのニワトリの1羽が熱中症で倒れてしまったんです。

もうみんなで慌てて、必死で看病しました。

おかげで元気になってくれましたが、それ以来、熱中症対策を真剣に考えてあげなくては!

と思い、我が家なりにいろいろな対策をしています。

おかげで40度近くまで暑くなる猛暑の中、頑張って元気に過ごしてくれています。

今回は、ニワトリの暑さ対策について我が家でやってきていることを紹介しようと思います。

ニワトリを初めて飼う人の中には、どうやって暑さ対策をしていいか不安な人もいるでしょう。ぜひ参考にして暑い夏を乗り越えてくださいね。
目次

ニワトリは暑さに弱い

飼ってみて、毎日ニワトリの様子をみていると、本当によく分かりますが
ニワトリは暑さに弱いです。
次のような行動をしていたら要注意です。
・口をあけてハアハアしている。
暑くなってくると、雄鶏も雌鶏も口をいつも以上に開けてハアハアしています。
見るからに暑くて苦しそうです。このような行動をしていたら、
「暑いよ~」「助けて~」という合図だと思ってください。
・羽根を広げている。
羽根を横に広げて中に空気を入れているような仕草をすることがあります。これは
暑いから少しでも風を入れて涼しくしようとがんばっている行動をとっています。
・雌鶏の場合、「クゎ~クヮ~グヮ~」と変な鳴き方をする
これは、うちの雌鶏たちがよくやっている行動で、すべてに共通するかは分かりません。でも、変な鳴き声を出しているときは、口をハアハアして羽根を広げて苦しそうにしています。
我が家では、この鳴き声が聞こえると「大丈夫かな!?」とかなり心配で
ニワトリ小屋にかけつけます。

ニワトリを飼うときにやっておきたい暑さ対策

先ほど紹介したような、暑いよ~という合図の行動をしていたら
早めに対策をしてあげてください。

もちろん、暑いよ~というサインが出る前に対策をしておくのが一番です。

日陰をたくさん作ってあげる

 

小屋の中や周辺の温度が高温にならないように、できるだけ日陰を作ってあげます。

・テントをはる
・すだれをかける

このような方法で小屋がなるべく日陰になるようにしてあげてください。

もちろん時間帯によって太陽の向きが違うので、ずっと日陰というのは難しいですが
日差しが強い時間帯に日陰になるよう工夫して設置するといいですよ。

南側にすだれをかけたら砂がひんやりして気持ちよいみたいで、
雌鶏が砂浴びをしながら涼んでいました。

 

このときは、雄鶏は奥の小屋の日陰で涼んでいてくれました。

風を送る

 

工場扇を買ってきて設置しました。

家庭用の扇風機は外においておくと安定が悪かったり、
ちょっとした強風で倒れてしまうことがあります。

そこで、ずっしり重みのある安定した工場扇を置いておくことにしました。


弱でもかなり風の勢いがあるので、小屋に向かって風を送ることで
暑い空気が小屋の付近にこもりません。

風を送るだけで本当に変わるかなあとも思いましたが、設置してよかったです。

 

ただし、あまりにも暑い日は熱風がいくだけになってしまうので、
その場合は保冷剤や氷を使ったり、別の方法を考える必要があります。

ニワトリたちが風の方をむいて風になびいて涼んでいる様子がみられ
息苦しいような声を出したりハアハアしたりすることが少なくなりました。

保冷剤などを置いておく

小屋の中の砂の上に置いたり、いつもいる場所においておきました。
暑いと、この上にのってひんやり涼んでいます。
また、熱中症で倒れてしまった雌鶏の看病のときは、
小さな保冷剤を羽根の下などに入れて冷やしたりして元気を取り戻しました。
思った以上に役に立つのが保冷剤です。
とっさのときにすぐに使えるようにいくつか冷蔵庫で凍らせておくといいですよ。

冷たい水を朝と夕方にあげる

お水は欠かせません。
でも、すぐに暑さで熱湯とまではいかないですがお湯になっていることもあります。
朝に冷たい水を準備してあげたら、夕方にはまた冷たい水にかえてあげます。
誰かが家にいるのであれば、お水はこまめに冷たくてきれいな水にかえてあげてくださいね。

キュウリやスイカを食べさせる

暑い日は、キュウリを細かくカットしたものやスイカをあげると喜んで食べてくれます。
どちらも体を冷やしてくれる野菜やフルーツなので、エサをあまり食べないときでも
キュウリやスイカなら食べてくれる、ということもありますよ。

お散歩は朝か夕方に

 

ニワトリはお散歩が大好きですが、夏の暑い時期は涼しい朝か夕方に小屋から出して
お散歩させてあげてください。

日差しの強い時間に小屋の外で遊ばせてしまうと、すぐにバテて倒れてしまいます。

とくに、うちのニワトリのようにまだ若い鶏は暑さに弱いので気を付けてみてあげてくださいね。

【ニワトリの暑さ対策】あまりにも暑い日の最終手段!

年々、暑さが厳しくなってきているので、

今までは工場扇などで対応できた暑さ対策も、これでは意味がない!という暑さになってきました。

そこで、最終手段として家の中で日中過ごさせるようにしています。

といっても、犬のようにトイレのしつけとかはできないので
いろいろな箇所にフンをしてしまったり、後片付けのことも考えたいし・・・

と考えた我が家の方法を紹介します。

あまり広い玄関ではないですが、犬用のゲージがおけるくらいはあるので

ホームセンターで犬用のゲージを買ってきて、旦那さんにとまり木を作ってもらいました。

とまり木はやっぱり必要ですね!

これがなかったときは、落ち着きがなかったのですが
とまり木を作ったら、すごく落ち着いて過ごしてくれるようになりました。

 

玄関より先は行かないように、つっぱり棒とお風呂などで使うマットで壁を作り

隙間からファンを回して涼しい風がいくように工夫してみました。

はじめのころは慣れていないこともあって、脱出したりしてましたが、

今はもう慣れて落ち着いて過ごしてくれるので、家中みんな外出するときでも

この状態で外出してます。

帰ってきてもとまり木にいたり、下におりて水飲んだりして過ごしてくれています。

 

ニワトリの暑さ対策【まとめ】

ニワトリを飼うときに気を付けたい暑さ対策について紹介しました。

ニワトリは暑さに弱いので、温度が上がらない工夫をしたり、冷たいものを置いておくなどして

小屋の温度を少しでも涼しくしてあげましょう。

また、体を冷やすキュウリやスイカなどの食べ物を上げたり水をこまめに取り換えて
冷たい水やきれいな水を飲ませてあげてくださいね。

40度ちかくまで温度があがる猛暑で、本当に不安な夏場ですが
なんとかこの暑さを乗り切って元気に育ててあげてください。

 

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