買い物に行ったとき、同じ値段でサニーレタスとレタスが売られていました。
もし値段が違えば、私は安い方を買います(笑)
でも、同じ値段だった場合、あなたならどちらを選びますか?
サニーレタスとレタスは見た目や食感も違います。
それ以上に驚くことが、栄養素の違い。
私も知った時は「こんなにも違うの!?」とビックリしました。
買う時は栄養のことだけを考えて選ぶわけではありません。
どんな料理に使うのか、誰が食べるのか、など全部を含めて考えて選びます。
でも、栄養の違いなどを知っておくと何かと便利ですよ。
今回はサニーレタスとレタスの大きな違いについて紹介していきます。
それぞれの特徴に合わせた使い方でレタスを上手に使い分けてみてくださいね。
サニーレタスとレタスの違い
栄養成分
まずは五訂日本食品標準成分表よりデータをおかりして、栄養成分をみていきましょう。
一般に私たちがレタスと言っているのが「玉レタス」です。
玉レタスは淡色野菜に分類されます。
一方サニーレタスは緑黄色野菜に分類されています。
ここから、すでに違いがありますよね。
タンパク質や食物繊維の量もサニーレタスの方が多いです。
ビタミン類もみてみましょう。
なにこれ~!全然違うじゃん。
そう!カロテンの量を見るとサニーレタスの方がはるかに多いでしょ。
ビタミンCやビタミンE、ビタミンK、葉酸もサニーレタスの方が多く含まれています。
無機質もチェックしてみますね。
むくみ防止などの効果があるカリウムや、骨を作ってくれるカルシウム、
美のミネラルといわれるマグネシウム、貧血予防に効果のある鉄分。
これらもサニーレタスの方が多く含まれています。
サニーレタスが緑黄色野菜といわれるのが分かりましたよね。
食感
レタスはシャキシャキっとした食感があり、ある程度の厚みもあります。
スープなどに加えても芯に近い部分は、まだ食感が残るくらいしっかりしています。
サニーレタスは、葉が巻いた状態になっておらず1枚1枚が柔らかいです。
ふわふわっとした感じで食感もシャキシャキというほどではないですよね。
味わい
レタスは食感もあるので、しっかり噛み占めると甘味を感じます。
サニーレタスは種類にもよりますが、甘味を感じるものと、ほのかに苦みを感じるものがあったり
1枚が薄いので、サラダにしたときドレッシングなどの味の影響を受けやすいかな、と思います。
サニーレタスとレタス、どう使う?
始めに、同じ値段で売られていたらどちらを選びますか?
という質問をしましたが、
栄養面だけを考えたら、もう絶対に「サニーレタス」ですよね~。
でも、玉レタスにも良いところがあり、玉レタスだから作れる料理もあります。
また、栄養価の高いサニーレタスも、美味しく食べる使い方があります。
せっかく、サニーレタスと玉レタスの大きな違いを知ったのですから、
上手に使い分けて食べてくださいね。
レタスの使い方
レタスは食感がしっかりしているので、サラダに使っても美味しいですが、
サッと炒めたり、スープに入れたりするのに向いています。
油と一緒に取ることで、カロテンなどの吸収がよくなります。
また、スープにする場合は水にとけやすいビタミンなども
スープとして一緒に食べれるのでおすすめです。
サニーレタスの使い方
サニーレタスは1枚が薄くて、柔らかい食感なので、生で食べるサラダやサンドイッチの具、
手巻き寿司の具に使うといった調理が向いています。
炒めたり、スープという調理法だと、くたっとし過ぎてサニーレタスの存在感がなくなってしまいます。
どちらのレタスも比較的はやく傷んでしまうので、
新鮮なレタスを購入したら、保存の仕方にも気を付けておくといいです。
レタスの上手な保存方法については、こちらで詳しく書いています。
まとめ
サニーレタスとレタスの違いについて紹介してきました。
サニーレタスにはレタスの何十倍ものβカロテンやビタミン類、ミネラルが含まれていました。
レタスでもサニーレタスでもどちらでもいい、という料理の時には
栄養価の高いサニーレタスを使った方がいいですよね。
でも、サッと炒めたり、スープに加えたり、食感を出したいときには
玉レタスの方がしっかりしているのでおすすめです。
サニーレタスはふんわりとした柔らかい食感ですので、
生で食べる料理に向いています。
どんな料理を作るのか、にもよりますが、
買い物に行ってどちらのレタスを買おうか迷ったら
栄養の違いなども考えて、自分の好きなレタスを選んでみてくださいね。
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