テーマパークでおなじみの『チュロス』
スペインのやラテンアメリカなどで食べられている揚げ菓子ですが、
今回は、揚げずにオーブンで作るチュロスを紹介します。
・バターを使わず作れる
・少ない油で出来る
・揚げずにオーブンで焼くレシピ
・外はカリッ中はしっとり本物に近い食感
このようなレシピに仕上げました。
油で揚げないので、冷めても油っぽくなりません。
粉の配合は何度も調整してよい配合と組み合わせを見つけました。
ぜひ、おうちでテーマパーク気分を味わってみてくださいね。
揚げずに作る簡単チュロス
![](https://foodstylelab.com/wp-content/uploads/2021/09/作り方-4.jpg)
チュロス大好きなのですが、バターたっぷり使ったり、揚げて作るのが好きじゃないので、
バターなし、少ない油で生地を作り、オーブンで焼くだけの簡単レシピを考えました。
粉は薄力粉や強力粉、米粉をいろいろな配合で組み合わせたりして、
外はカリッと中はしっとり、冷めてもベタっとならない食感を目指しました!
子供が大喜びしてくれるおやつになりますよ。
材料
オーブンの天板1枚分
〇水・・・160g
〇米油・・・25g
〇塩・・・ひとつまみ
薄力粉・・・60g
米粉・・・40g
卵・・・1個
砂糖・・・大さじ1
シナモンパウダー・・・少々
米油(仕上げ用)・・小さじ1
仕上げ用
とかしバター・・大さじ1
グラニュー糖・・・大さじ1
シナモンパウダー・・・少々
仕上げは溶かしバターをぬってからグラニュー糖とシナモンパウダーをまぶすことで
チュロスによくからみ、冷めた時にバターが固まってグラニュー糖がひっついてくれます。
作り方
オーブンは180度に予熱する。
粉類(薄力粉・米粉)をふるっておく。
1,鍋に〇を入れて火にかけ沸騰させる。
2,沸騰したら、一度火を止め粉を加えてよく混ぜる。
粉っぽさがなくなってきたら、再び火にかけ(弱火)軽く火を通しながら練る。
3,生地がまとまってきたら火からおろし、溶いた卵を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
卵が混ざったら、砂糖とシナモンパウダーを加えて甘味と香りをつける。
4,最後に米油を小さじ1加える。
大きめの口金をつけた絞り出し袋に生地をいれて絞り出す。
5,180度に予熱したオーブンで約30分焼く。
焼きあがったら粗熱をとり、溶かしたバターをぬってグラニュー糖とシナモンパウダーをまぶす。
本場の味に近付けるためのポイント
![](https://foodstylelab.com/wp-content/uploads/2021/09/ポイント.jpg)
生地作り
生地はシュー生地を作る時のように、油をくわえた水分を加熱してから粉を加え
粉にも火を通していきます。
揚げる場合は、揚げたあとにグラニュー糖をたっぷりまぶしても絡まるのでよいですが、
オーブン焼きの場合は、多くまぶしてもそれほどひっついてくれないので、生地に少し甘味と風味を加えます。
砂糖とシナモンパウダーは、生地が出来上がってから加えることで、生地の食感や固さ柔らかさをそのままで仕上げれます。
粉の配合と種類
粉はいろいろ試してみました。
〇薄力粉+強力粉
〇薄力粉+米粉
〇薄力粉のみ
薄力粉だけだと、味に深みがでず、カリッと感が足りない感じでした。
薄力粉+強力粉は本場の味に近い美味しさはありますが、オーブン焼きの場合は、しだいに柔らかくなり
カリッと感がなくなってしまいました。
米粉のみで作ると固くなってしまうのですが、薄力粉と合わせて米粉を加えて作ったら
ほどよい固さがカリカリ感をだし、味わいは米粉の甘味も加わり薄力粉だけよりも美味しく仕上がりました。
オーブンで焼く場合、焼き立てはカリっとしていますが
冷めた時でもカリッと感が残るようにしたくて、
冷めたときに固くなりやすい米粉を少し加えて作ってみたら、これがなかなか良い仕事をしてくれました!
焼き時間
焼き時間は30分前後を目安に、しっかり焼くとカリッと仕上がります。
出来立ては本当にカリカリっとして美味しいのでぜひ焼き立ては食べてみてください。
粗熱が取れたら砂糖やシナモンパウダーをまぶしてシャリシャリ感を出すと本格的な味に仕上がります。
まとめ
おうちで作れる簡単チュロスを紹介しました。
・バターを使わず
・オーブンで焼き
・生地に加える油分も少なめに
チュロスなのに、この条件で作ろうと思うと、かなり難しく何度も作ってみました。
その甲斐あって、冷めても美味しくカリッとしっとり感が味わえるチュロスが出来上がりました。
子供たちが大好きな味なので、ぜひおやつに作ってみてくださいね~
コメント