お料理がすばらしいと評判で一度は行ってみたかった宿【懐石の宿アウル】
やっと行くことができました!
美味しいお料理はもちろんですが、おもてなしもすばらしく
「また泊まりたい!」と思う宿だったので、
こちらの宿での美味しいお料理とおもてなしについてレポートしていきます。
八ヶ岳高原へ旅行を考えている人は、ぜひ候補に入れてみてください。
丁寧に心をこめて作られた懐石料理と、
数々の素敵なおもてなしを感じるこの宿は
日常のせわしさから抜け出して、ゆったり過ごすことができますよ。
本当に「また来たい」そう思える素敵な宿です。
絵本の中に迷い込んだような素敵な外観
この宿は森の中の少し奥まったところにあるので、
車が通る音は聞こえない、とても静かなところです。
鳥のさえずりや風で木が揺れる音が聞こえる、という素敵な空間。
お庭には、鳥の餌台や木で作られたベンチがあり、
そんな光景をみながら進むと、絵本に出てきそうな素敵な扉が見えてきました。
毎日が車の排気ガスやせわしい物音がいっぱいの中で生活している私にとって、
「この自然の中の素敵な宿で過ごせるなんて!」
と扉を開ける前からワクワク期待でいっぱいになります。
小さくてかわいいおもてなし
お部屋に案内されるまでに通る通路には小さくてかわいいおもてなしをたくさん見つけました。
このお宿の名前「アウル」にちなんで、建物のところどころにフクロウが可愛く置いてあり
私たちをおもてなししてくれます。
リビングもゆったり落ち着いた雰囲気で暖炉があり、
こちらにもフクロウが可愛くお出迎え。
窓から見える風景は、「アウル」の宿のお庭。
朝も、とっても気持ちよい風が吹き込んできて爽やかなひとときを感じました。
暖炉のところに、こんなかわいいフクロウたちを見つけました!
写真はリピーターのお客様が撮った写真を送って下さって
その素敵な写真がところどころに飾られていて、
見ているだけでも「すごい・・・」という気持ちになります。。
のんびりくつろげるお部屋
お部屋は、家族そろって泊まれる4人部屋を用意していただきました。
ベットが4台と畳の和室があり、どちらにも窓から光が差し込んできて明るいお部屋でした。
お部屋は2階ですが、屋根裏部屋風になっていて、とても素敵なお部屋です。
天井にも少し窓があるので、お天気がよければ夜に星空をお部屋から眺めることもできます。
いろいろなペンションに宿泊していますが、
こちらはホテルのようなお部屋と言ってもいいくらい快適でした。
トイレもウォッシュレット付きでお部屋にあるので嬉しいですよね。
私たちが宿泊した部屋は南と西に窓があり、
窓からはお庭と雑木林が見えます。
もちろん、夜には星空が見えるので、
お部屋から夜空を眺めているだけでもゆったりした気持ちになりました。
心のこもった懐石料理
さて、楽しみにしていた夕食。
こちらの御主人は銀座で板前をやっていたそうで、
どんなお料理が食べれるのか、とっても楽しみでした。
ご主人一人でお料理を作られているため、1日4組のお客様限定ということで
今回予約が取れたのもラッキーでした。
私たちが宿泊した日も満室でしたが、お料理も一つ一つ丁寧に作って下さっているのが
伝わってきます。
ダイニングに入って、まず目に入ったのが、素敵な木のテーブル。
ナチュラルな木の風合いが出ている素敵なテーブルで食事をいただけるのは嬉しいです。
この日のメニュー
先付の胡麻豆腐はモチモチっとした食感でとても美味しく
前菜に出された甲斐サーモンの南蛮や
お造りの甲斐サーモンは、地元の食材を使いとろっとした食感で口の中でとろけそうでした。
煮物の蓮根饅頭は、とっても手がこっていて、
中に海老や銀杏などたっぷり詰まって、これだけでも美味しいのですが
さらに吉野葛餡の味付けも上品で素材の美味しさを引き立てているように感じました。
揚げ物は、れんこんの挟み揚げや枝豆を使った変わり揚げ。
ここでは旬のトウモロコシをところどころに使い地元の野菜をふんだんに活用されていました。
楽しみにしていた岩魚の塩焼きは八ヶ岳の清流で育った岩魚。
こういう料理は、新鮮なものをシンプルにいただくのが一番美味しい!と感じますね。
本当に美味しくて、思わず笑顔に。(笑)
お料理の後半で、熱々を出していただいた帆立貝焼き。
これは、本当に熱々で出来たてを運んでくださって、
食べると、チーズのようなとろけた感じとコク。
ご飯に添えても美味しかったです。
卵白を使ってふわふわに仕上げた一品は時間がたつとしぼんでしまうため
奥様が「しぼむ前にお召し上がりください」と説明してくださいました。
ご飯も地元の山梨県産のお米を使って炊いたご飯で、
まさに和の食事にピッタリなほっとする美味しいごはんでした。
最後のデザートは、ミントの香りがとっても爽やかでフルーツともよく合う
白ワインのゼリー。
アガーで固めたようなしっかりした食感のゼリーですが、
フルーツがたっぷり入っていてとてもフルーティー。
また、口に入れた時に広がるミントの香りがとっても爽やか!
後でご主人にお聞きしたら、ミントはお庭で育てているそうで、
摘みたてのミントを使うので香りが良いですよ、そうおっしゃっていました。
有名人も多数みえていた
リビングに飾ってあった沢山の色紙。
大勢の女優さんや俳優さんが、この宿を訪れているみたいで、
よくいらっしゃるという藤あやこさんのサイン色紙もみつけました。
銀座で板前をされていたご主人なので、さすが顔が広い!・・・なんて勝手に思いつつ、
沢山のサイン色紙を全部写真撮ってきました(笑)
ここでは、1枚だけにしますね。
お風呂
お風呂は貸し切り風呂が2つ用意されていて、
好きな時間に鍵をかけて家族そろってゆっくりお風呂に入ることができます。
4人でも十分に入れる広さ。
(今回は大人2人、中学生と小学生の4人です)
2つとも同じ広さなので、どちらか使用されていても、どちらでも大丈夫な広さで助かりました。
浴槽がまた広くて、少し深さもあり、人工温泉でいつも清潔。
というのは嬉しいですね!
お風呂につかってのんびり&ゆっくり~リフレッシュできました。
朝食
のんびり過ごした次の日の朝は
窓から差し込む光と鳥のさえずりで目覚めることができました。
そして、朝食もホッとする優しい味の和食がいただけます。
出汁巻き卵は流石料理人のご主人!と思う味わい。
お出汁の旨味がしっかりきいて美味しいです。
サラダは八ヶ岳の野菜がたっぷり入ってドレッシングも手作り。しかも荏胡麻入り。
切干大根の煮物やかぼちゃの煮物は、とっても優しい味。
煮物があるとホッとするのは日本人だからでしょうか。
朝から胃が喜んでいました(笑)
旬のフルーツまで美味しくいただき、朝からお腹も気持ちも大満足。
懐石の宿アウルの予約方法
今回、八ヶ岳の旅で利用した素敵な宿「懐石の宿 アウル」
場所は山梨県の北杜市小淵沢町笹尾。
えほん村を目印にいくと分かります。
予約方法は電話です。
0551-36-4541 こちらに電話をして希望日と人数を伝え空きがあれば予約可能です。
注意点
こちらの宿「アウル」は、のんびり&ゆったり過ごしてもらいたいというご主人の思いから
小さなお子様の宿泊は受け付けていません。
今回、私たち家族が予約する際は、子供ですが高学年なのでどうかな、と
ダメもとで電話をして聞いてみたところ
「中学生と高学年の小学生なら大丈夫ですよ。」とおっしゃって下さったため予約ができました。
実際に宿泊してみて思ったのですが、この日宿泊していたほかのお客様も
熟年夫婦や、カップルなど2人でのんびりゆったり時間を過ごすのを楽しみに来ている人です。
うちの子供たちもやっと落ち着いて食事もしてくれて、泣いたり叫んだりしない年ごろになったので
ファミリーで利用していても、他のお客様に迷惑をかけずにすみました。
小さなお子様がいるファミリーでの利用は無理ですが、
もし、高学年で落ち着いて過ごせるお子さんの場合は
電話で予約の際に、一度聞いてみると宿泊が可能かもしれませんよ。
まとめ
美味しい料理とゆったりくつろげる素敵な宿で評判の【懐石の宿アウル】にやっと行ってきました。
ここは休日をのんびり過ごしてみたい、
そして美味しいお料理を愉しみたいという人にはピッタリだと思います。
日常のバタバタしたせわしさや、車などの排気ガスなどから離れ
気持ちのよい空気と鳥のさえずり、美味しい心のこもった優しい味の懐石料理を味わうことができるのは
美味しいもの好きにはたまらない幸せですよね。
ゆったりくつろげる広いお部屋に、
部屋からは緑いっぱいの自然を眺めることができ、本当に癒されました。
ここで私は美味しいものは食べる人を幸せにするんだな、と感じました。
また、自然の声(木の音や鳥の鳴き声など)も人間の心を落ち着かせてくれるんだな、と実感しました。
1日4組という限られた人数なので予約が難しいかもしれませんが、
我が家のように、たまたま予約がとれる!ということもあります。
美味しいもの好きな人にはぜひおすすめしたい宿です。
ぜひ懐石の宿アウルで素敵な時間を過ごしてみてくださいね。
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