有精卵は受精した卵なので温めるとヒヨコが孵化する可能性があるようですが、
本当に孵化するのか?
「卵を孵化させたい!」
という小学生の息子と一緒に孵卵器を使って孵化させることに挑戦してみました。
待つこと21日間。
孵化する瞬間を見ることができました!
もう本当に感動ですよ!!
今回は、卵を孵化したときの感動の瞬間をレポートします。
そして、成功させるために必要な道具やコツなどを紹介していきます。
これから卵を孵化させてみようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
かわいいヒヨコに会えますように。
卵を孵化させるには
ニワトリの有精卵は、ほとんど温めはじめて21日目に孵化します。
有精卵を孵化させる方法はいくつかありますが、
一番成功率が高い方法で試してみました。
その方法とは、孵卵器を使って卵を温める方法です。
しかも、卵は転卵させなくてはいけないため、自動で転卵する機能がついた孵卵器がおすすめです。
孵卵器を使う
我が家が使った孵卵器はこちら。
届いたこちらの孵卵器は、取り扱い説明書が全部英語。
でも、大丈夫です。小学生の息子でもやれたんですから!
気を付けるポイントを守って行えば成功します。
温度管理
ポイントその①は温度管理に気を付けることです。
ほとんどの鳥は、38度前後を保って温めてあげます。(我が家はニワトリの卵を温めました)
温度設定を38度にして、一緒についてきた発泡スチロールをかぶせて保温をしておきました。
湿度管理
ポイントその②は、湿度に気を付けること。
孵卵器の中に水を入れ、常に50%ほどの湿度を保つようにしました。
我が家の使った孵卵器の場合は、区切りがあったので、
はじめは、この区切りの真ん中の部分に水を入れて開始しました。
すると、一晩で水が蒸発して水滴が蓋の部分についていたので、
大さじ1から様子をみながら水を足して湿度を50%前後になるよう保ちました。
この孵卵器には湿度計がついていないので、小さめの湿度計を中に入れて確認しました。
転卵
孵化させるには、転卵が必要になります。
1日最低4回ほど、1回の転卵角度は90度で転卵する必要があります。
でも、この作業は、つきっきりでないと出来ないことなので、
自動転卵の機能がついた孵卵器を購入するのがおすすめです。
また、孵化する3~4日前からは、転卵をやめないとヒナが無事にうまれてこない可能性が高いので
日数を確認しながら温めていきます。
かまわない
卵を温めている間は、どうしても気になるものですが、
ここで我慢が必要です。
あまり蓋をあけて卵をかまいすぎると、孵化しない可能性が高まります。
じっと見守ってあげるのが一番です。
感動の孵化する瞬間
21日目、ひとつめの卵にひびが入り始めました。
でも、まだ何も起こらない。
この状態が1時間ほど続き、しばらく他事をしながら様子を気にしていました。
すると、「ピヨピヨ・・・」
と鳴き声が聞こえてくるではないですか!
孵卵器に近づいて見てみると、まだヒヨコの姿は全部見えませんが、
一部が卵の殻を割って見え始めました。
湿った長めの毛が見え始め、そこからはもう感動の瞬間です。
順番に殻を割って全身が見え始めました。
全部殻から出るのに、2時間以上かかったと思います。
もう興奮していて、時間があまり覚えていませんが、2時間ほどという記憶です。
小さな鳴き声ですが「ピヨピヨ」と、とてもかわいくしっかりした声で鳴いていました。
かわいいのでついつい触りたくなりますが、ここで要注意!
まとめ
有精卵は温度管理、湿度管理、転卵、さわらない、などに注意して21日間温めてあげることで
無事に孵化させることができます。
温度管理や転卵などは、なかなか自分で行うのが難しいので
孵卵器を使用すると簡単で成功率が高いです。
我が家は使用したのは、こちらの孵卵器。
自動で転卵してくれるので、とても楽ちんでした。
また、卵の数も多く入れることができ、卵の形や大きさに合わせて変えることができるので
おすすめです。
小学生の息子にとっても、とてもよい勉強になり、学校では教えてくれない素晴らしい体験ができたと思います。
有精卵を孵化させてみようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ただし、孵化してからしっかり責任をもって育ててあげれるという自信がない人は
孵化させないほうがひよこのためだと思います。
そのことをふまえた上で孵化させてみてくださいね。
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