ピーマンは栄養豊富なのに、苦手な子供たちが多い野菜のひとつですよね。
でも、ピーマンを美味しく調理してあげれば、子供も美味しいと食べてくれるはずです。
そこで、今回はピーマンがどれほど栄養豊富なのかという点と
苦手克服できる美味しく食べるための調理法やポイントなどを紹介します。
子供たちが美味しくピーマンを食べてくれると嬉しいですね!
ピーマンの栄養
まずは、ピーマンにはどんな栄養が含まれているのかを紹介していきます。
ビタミンC・ビタミンP
ピーマンはビタミンCが豊富です。
ビタミンCというと熱に弱いというイメージがありますが、
ピーマンは大丈夫!
それは、ピーマンにはビタミンPというフラボノイドが含まれています。
ビタミンCは加熱すると酸化されてしまうのですが、
このビタミンPは酸化するのを守ってくれるため、加熱してもビタミンCが吸収できるというわけなんですね。
ビタミンCには、美肌効果もありますが、抗酸化作用もあり風邪予防にも効果があります。
子供にも食べさせたい野菜ですよね。
ビタミンE
ビタミンEにも抗酸化作用があり、ピーマンにも含まれている栄養素です。
油との相性がよいので、油で炒めたりするとより効果的に摂取できます。
βカロテン
ピーマンにはβカロテンも多く含まれます。
この成分は必要によって体内でビタミンAに変化します。
目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあり抵抗力を強めてくれる働きがあります。
ピラジン
ピーマンの独特の香りはこのピラジンという成分によるもの。
血行を促進して血液をサラサラにしてくれる効果があります。
クエルシトリン
この成分はポリフェノールの一種でピーマンの渋みや苦みのもとになっている成分。
この苦みが原因でピーマンが嫌いな人も多いと思います。
この成分は油に溶けやすいので油通しをしてから使うと比較的食べやすくなります。
ピーマンのおすすめの食べ方
ピーマンは苦み成分があるので、繊維にそって縦に切ることで
あまり苦みや渋みを感じなくなり、食べやすくなります。
また、お肉やツナなど旨味のあるものと合わせたり、カレー風味や甘辛に味付けすることで
子供も美味しいと食べてくれるようになりますよ。
おすすめの食べ方を紹介します。
ムネ肉とピーマンの細切り炒め
ヘルシーでたんぱくな鶏むね肉を細切りにして、ピーマンと同じような切り方にします。
味付けはなんと塩昆布だけでOK!
お肉と一緒に食べることで食べやすくなりますよ。
お弁当のおかずにもどうそ。
詳しい作り方はこちら
糸こんとピーマンのカレー炒め
カレーパウダーやカレールーで炒めるだけで食べやすく美味しいおかずに大変身します。
ピーマンだけでもいいですが、糸こんをプラスするとボリュームも出ておすすめですよ。
詳しいレシピはこちら
ピーマンとエリンギのオイスター炒め
オイスターソースで炒めるのもおすすめ。
ご飯がすすむおかずになります。
またオイスターの旨味でピーマンの苦みが和らぎ食べやすくなります。
詳しいレシピはこちら
ナスとピーマンのツナ炒め
旨味のあるツナと一緒に炒めると食べやすくなります。
また油で炒めることで吸収もよくなり、苦みが和らぎ子供も美味しく食べてくれますよ。
詳しいレシピはこちら
まとめ
ピーマンはビタミンCをはじめ、βカロテンやビタミンEなど抗酸化作用がある栄養素などが
たくさん含まれています。
でも、苦みや渋み成分もあるため、この苦みで嫌いな人も多い野菜のひとつです。
そこで、ピーマンを美味しく食べるおすすめの食べ方を紹介しました。
ピーマンは繊維に沿って縦にカットすることで、苦み成分をあまり感じなくなります。
また、油に溶けやすい性質があるので、油と一緒に炒めて食べるといいです。
ほかにも、旨味のある肉やツナなどと一緒に炒めたり
オイスターソースやカレー風味などで味付けすることで
ピーマンの苦みを感じなくして食べやすくなります。
ピーマンの料理が美味しい!と思ってもらえれば、嫌いではなくなります。
ぜひ美味しいピーマン料理でピーマン嫌いを克服して栄養をしっかり取ってもらえると嬉しいです。
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