手作りすると激的に美味しい!「アーモンドミルク」の作り方。

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アーモンドミルクが健康に良いといわれて話題になっていますね。

アーモンドは大好きだし、健康に良いことも大好きな私は
さっそく買ってきて飲んでみましたが・・・・。

あまり美味しくない。というのが率直な感想。

もちろん、お砂糖入りやフレーバーのアーモンドミルクなら甘味で美味しく感じます。

でも、健康のために飲むなら、絶対にお砂糖不使用がいいです。

お砂糖不使用の市販のアーモンドミルクがあまり好みの味ではなかったので
自分で作ってみることにしました。

そしたら、「なんて美味しい!」

作り方も簡単だし、すごく美味しいし、シンプルな材料で作るので安心して飲めます。

私と同じように「アーモンドミルクってあまり美味しくない・・・」

と思っている人は、ぜひ自分で手作りしてみてください。

本当に美味しいですよ。

目次

手作りすると美味しい!「アーモンドミルク」

アーモンドミルクの材料は、アーモンドと水だけ。

なのに、市販のアーモンドミルク(お砂糖不使用)を買ってきて材料をみると

何やらたくさんいろいろな材料が書かれています。

だからなのかな?美味しいと思えない。

アーモンドと水だけなら簡単に材料は手に入ります。

市販のアーモンドミルクが美味しいと思えないなら自分で作ってみよう!

ということで、今回は1人分の材料で紹介します。

作りたい人数分で材料を掛け算して作ってくださいね。

材料(1人分)

アーモンド・・・40g
水(ミネラルウォーター)・・・80g(アーモンドの倍量)

アーモンドを浸すための水・・・たっぷり

アーモンドに限らずナッツ類や種類には酵素抑制物質が含まれています。

これは、発芽する時期をコントロールするために、酵素を抑制する働きをする物質です。人間の消化酵素も阻害してしまい、消化不良の原因にもなります。

これは、水に浸すことで解消されますので、アーモンドを浸すための水をたっぷり準備し、

アーモンドミルクを作る水は別に用意しましょう。

作り方

1、アーモンドをたっぷりの水に浸して12時間以上おく。

 

2、12時間水に浸しておいたアーモンドをよく洗い水気をきっておく。

 

左が水に浸したもので、右が浸す前のアーモンド。

色も薄くなり、大きさも水分を吸収した分、大きくなっています。

水に浸したアーモンドと、ミネラルウォーターをミキサーに入れ攪拌します。

今回は、皮つきのままアーモンドミルクを作りましたが、
皮を取ってから作る場合は24時間ほど浸水すると、簡単に皮がむけます。

 

しっかり攪拌できました。

 

3、これを漉します。このとき、さらしガーゼを使うときれいに漉すことができます。

また、専用のフィルターバッグもあるので、頻繁に作る人にはおすすめですよ。


まちがってもキッチンペーパーでやらないように気を付けてくださいね。

絶対に破れます。

アーモンドミルクと、絞りかすのアーモンドが出来上がりました。

 

アーモンドを水に浸す理由

アーモンドミルクを作るときに、必ずやらなくてはいけないことが

水に浸すこと。

これには理由があります。

消化を良くするため

先ほども少しふれましたが、アーモンドなどの種類には酵素抑制物質が含まれています。

この物質は、種などがすぐに発芽してしまわないよう酵素を抑制して
発芽の時期をコントロールするためです。

この物質は、人間の酵素も抑制してしまうため、消化が悪くなります。

水に浸すことで、水に溶けだして酵素抑制物質がなくなり発芽が始まります。

これは玄米なども同じことが言えるので、
玄米を炊くときにも1晩以上しっかり浸水させてくださいね。

 

タンニンを減らすため

アーモンドの皮の茶色には、タンニンが含まれています。

アーモンドを食べると渋みを感じたりするのは、このタンニンのせいなんです。

このままアーモンドミルクを作ってしまうと、
渋みのあるアーモンドミルクに仕上がってしまいます。

水に浸すことでタンニンが減るので、まろやかな味わいに仕上げることができますよ。

水に浸したあとのアーモンドをみると、色が薄くなっているのが分かりますよね。
これはタンニンが減った証拠ですね。

ミネラルの吸収をよくするため

アーモンドなどナッツ類や豆類などには、フェチン酸という成分が含まれています。

この成分がアーモンドに含まれるミネラル(カルシウム、鉄分、マグネシウムなど)の吸収を
妨げてしまいます。

水に浸すことで、フェチン酸が減るので、ミネラルの吸収をよくすることができますよ。

栄養素がアップする

水に浸すと発芽がはじまります。

発芽がはじまることで、ビタミンやカロテンが増加して栄養素がアップしますよ。

 

浸す水は何度か変えると効果的

 

アーモンドを水に浸す理由が分かったと思います。

水に浸していくと、水の色が濁ってきます。

気が付いたら水を変えてあげると、より効果的ですよ。

アーモンドは12時間ほど水に浸す必要がありますが、
皮をむいて仕上げたい場合は、24時間ほど浸すことで皮が簡単に剥けます。

残った絞りかすの使い方

アーモンドミルクを作ると、必ずできるのが、絞りかす。

これはアーモンドの栄養も残っているので絶対に捨てないでくださいね。

料理やお菓子作りに使えます。

お菓子作りに使っても、もちろん美味しいですが、
お菓子作りをあまりしない人にはお料理に使うのが手っ取り早くて簡単でおすすめですよ。

 

私がよく作っているのは、和え物です。

アーモンドの絞りかすを使えば、簡単で美味しいアーモンド和えが作れます!

ほうれん草などの青菜や、インゲン、アスパラなどを茹でてカットしておきます。

ここにアーモンド和えの衣を合わせれば出来上がりです。

アーモンド和え衣

アーモンド絞りかす・・大さじ3
めんつゆ(2倍濃縮)・・・大さじ1
和える野菜によってお好みで
酢・・小さじ1
きび砂糖・・小さじ1
 を加えてください。

まとめ

アーモンドミルクは手作りすると、本当に美味しいです。
市販のアーモンドミルクにはいろいろな材料が含まれていますが
手作りすれば、水とアーモンドだけで作ることができ安心して飲めます。
アーモンドはしっかり水に浸して栄養の吸収がよくなるようにしておきましょう。
人間の体によくない酵素抑制物質やフェチン酸、タンニンなども減ります。
浸した水は捨て、飲むための美味しいミネラルウォーターを準備して
アーモンドと一緒に攪拌すれば出来上がりです。
美味しいアーモンドミルクを作ると、アーモンドの絞りかすも大量に出ますが
これは、料理に使えばすぐになくなってしまいますよ。
簡単な使い方は和え物。
青菜など野菜をアーモンド和えにして副菜で一品作ってみてはどうですか?
健康に良いといわれるアーモンドミルク。「美味しい!」と思って飲みたいですよね。
手作りなら、お砂糖不使用でも美味しいアーモンドミルクが飲めます。
ぜひ味わってみてくださいね。
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