餃子の皮を手作りしたことがありますか?
すっごくもちもちで一度食べたら忘れられない美味しさ。
「餃子の皮って難しそう」
と思っているかもしれませんが、思った以上に簡単なんですよ!
それに、手作りの餃子の皮は、具を包むときにとても包みやすいんです。
水溶き小麦粉を使わなくても、しっかりヒダがくっついてくれます。
私は、料理人の父が作る手作り餃子が大好きで、
父に秘伝の作り方を教わりました。
その作り方をもとに、より一層もちもち感を出すために、
自分なりに粉の比率を変えたり米粉を加えて何度も作ってきました。
そして、ようやく扱いやすくモチモチに仕上がる皮が出来上がりました!
今回はもちもち感がやみつきになるほど美味しい餃子の皮の作り方を紹介します。
ぜひおうちで美味しい手作り餃子を作ってみてください。
もちもち美味しい餃子の皮とは
ふつうは、薄力粉と強力粉を1:1の割合で配合させて作るのが一般的です。
もちろん、それでも美味しい餃子の皮は出来上がります。
でも、今回ここで紹介するのは、もちもち感がアップする米粉を少し加えた餃子の皮です。
初心者が全量を米粉で作ると皮がすぐに破れてしまいうまくいきません。
また、全量を米粉で作った場合は、焼くときにひっついてしまったり破れたりします。
(実際に作ってみたのですが、やはりきれいな焼き上がりになりませんでした)
でも、米粉を少し加えると、扱いやすく、しかもモチモチとした食感の美味しい皮が作れますよ!
餃子の皮の作り方
材料(約40個分)
強力粉・・・150g
薄力粉・・・100g
米粉・・・50g
塩・・・ひとつまみ
湯(熱湯)・・・150ml+小さじ1~2
お湯は熱湯を使います。
理由は後半のコツで紹介しています。
作り方
1、ボウルに強力粉、薄力粉、米粉、塩を入れまぜておく。
2、ここに熱湯150mlを加え菜箸で混ぜる。
菜箸で混ぜるのは、熱湯を入れるので熱いから!やけどに注意して手早く混ぜてみてください。
米粉を入れているので、この水分量だとまとまりません。
小さじ1~2を追加して様子をみながら生地をまとめていきます。
(米粉の種類によっては、もっとお湯が必要になる場合もあります)
生地がまとまってきたら、台の上にのせて5分ほどこねます。
生地がきれいにまとまってきたら、ラップに包んで30分ほど、常温においておきましょう。
餃子の皮作りのコツ
熱湯を使う
残ってしまった水餃子を焼いて食べたのが焼き餃子の始まりなんです。
生地を寝かす
米粉を入れていなくても、餃子の皮作りは30分ほど常温で寝かしておきます。
今回のように米粉を少しでも加える場合は、この寝かす作業で生地が驚くほどしっとりします。
こねている時は、ボソボソっとしていますが、
寝かしたあとの生地は、本当にしっとりなめらかでまとめやすくなっていますよ。
乾燥させない
せっかくなめらかに仕上げた生地も、乾燥するとすぐにパサパサになり
皮が伸ばせない、そして、包めない という状態になってしまいます。
必ず、作業をしていない残っている生地にはラップをかけたり濡れぶきんをかけて
乾燥しないように気をつけてください。
ひっつかない対策を!
上手に丸くのばせた餃子の皮を、どんどん積み重ねていくと、
いざ包もう!というとき。
「あれ?全部くっついてしまってる(汗)」という大変なことになってしまいます。
かならず、
米粉入りの餃子の皮のメリット
米粉を少し加えて作るこの餃子の皮は、何がよいのか?
というと。
包みやすい!
生地がとてもなめらかになるので、具をのせて包んだ時に手でギュッとおさえるだけで
生地と生地がくっついてくれます。
伸びもよいので、とても包みやすいですよ。
焼くとモチモチになる。
手作りの皮はどれもモチモチに仕上がりますが、
米粉入りはもっちり、むっちりとした弾力のあるモチモチ感になります。
これが表面のカリッとした食感と合わさると、本当に美味しいです。
おさらい(まとめ)
餃子の皮を手作りするときには、熱湯を使います。
モチモチ感をアップさせるために、私が考えた配合は
米粉:薄力粉:強力粉 = 1:2:3
です。
熱湯の分量は、粉全体の半分を目安に、生地の状態をみて追加します。
ただし、加えすぎないこと!
寝かすことで、生地がしっとり落ち着きます。
乾燥しないようにラップをすることも忘れずに!
はじめのうちは、きれいに丸く伸ばせないかもしれません。
でも、この手作りの皮は包みやすいので、
多少いびつになっていてもきれいに包むことができますから安心してください。
それよりも、子供たちとワイワイ楽しみながら皮作りをしてみてくださいね。
いつも以上に美味しい餃子が食べれますよ!
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