塩麹の効果は絶大!その使い方とは。美味しく&健康になる食べ方!

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数年前に塩麹が話題になってから、塩麹を使っているという人も多いですが、
使い方が分からず、今はもう使っていない。

という人もいますよね。

塩麹は作り方も使い方も簡単。
しかも、その効果は絶大なんです。

ぜひ、毎日の食事作りに塩麹を活用してみてください。

料理が美味しく仕上がるだけでなく、健康にもよい効果がたくさん現れてきます。

今回は、塩麹の使い方が分からない人にぜひ使ってもらいたくて、
簡単な使い方と塩麹を使うことで分かる効果をお伝えしていきます。

作り方も簡単なので、ぜひ手作りしてみてくださいね。

目次

塩麹とは

塩麹とは、塩と米麹と水で作られている発酵食品。調味料です。

市販で売られているものは、粒粒が残っていたり、液状になっていたり、
最近はいろいろな種類の塩麹が売られていますよね。

私も市販のものを、モニターで何度か使わせていただいています。

市販の塩麹も美味しいですが、作り方も簡単なので、ぜひ一度手作りの塩麹に挑戦してみるのもおすすめです。

麹の役割

塩麹の特徴は、なんといっても【麹】がカギをにぎっています。

この麹によっておこる消化酵素には3種類あり、どれもすばらしい役割をしているんです。

・アミラーゼ によって甘味がうまれます。

・プロテアーゼ にとって 旨味が出てきます。

・リパーゼ によって食べた時のさっぱり感を感じます。

普通に塩だけで作るより美味しく仕上がるのは、麹のおかげ!

発酵食品なので、日持ちもしますし、何より体に良い!というのがいいですよね。

そこで、塩麹を使うとどんな効果が得られるのかを紹介していきます。

 

 

塩麹の効果とは

塩麹を使うことで、健康面でも調理面でも効果があります。

健康面

麹を合わせて発酵させることで、酵素がうまれます。

この酵素が消化を良くしたり、オリゴ糖となって腸の働きをよくしてくれます。

栄養としては、

ビタミンB群が疲労回復効果をもたらしてくれます。
そして、免疫力もアップするので、風邪予防にも効果的。

ペプチドやGABAという成分が含まれるため、
動脈硬化や血液ドロドロを改善してくれるという生活習慣病の予防にも効果があります。

そして、

ストレス解消やリラックス効果もあるので、意識して使うといいですよ。

さらに、

コラーゲンを生産して肌を保湿し、さらにはメラニンの抑制もしてくれるので美肌、美白効果があります。
女性にはうれしい調味料ですね。

調理面

塩麹を使うと、健康的な効果があるだけでなく、
料理が美味しくなるという嬉しい効果もあるんです。

お肉を柔らかくする

酵素がタンパク質やでんぷんを分解してくれるため、お肉を柔らかくすることができます。

安いお肉も柔らかく美味しく食べれる!ってことですね。

味がまろやかに仕上がる

塩だけで作るよりも、甘味や旨味がプラスされて味がまろやか、マイルドに仕上がります。

上品な料亭のような味を家庭で作ることができますよ!

旨味がアップ!減塩効果にも。

先ほど紹介した酵素の役割に旨味をアップさせるというのがありましたよね。

塩麹を使うことで、調味料は塩麹だけ!なのに、深みのある美味しい味わいを出すことができます。

塩麹って塩分がきになるところですが、
旨味がアップするので、少量使いでも美味しく仕上げることができるため
実は、減塩にもつながるんですよ。

 

 

塩麹の美味しい使い方!

塩麹にはうれしい効果がたくさんある、ということが分かりましたよね。

ここからは、簡単な使い方を紹介していきます。

と、その前に、ひとつ覚えておくとよいこと。

酵素は熱に弱いため、効果を十分に発揮させたいときは、加熱しない食べ方がおすすめ。

では、さっそく加熱しない食べ方を紹介します。

お刺身に。

お刺身ときくと醤油のイメージが強いですが、塩麹で食べるのも絶品です。

写真のようにちょっとオシャレなマリネ風にしてみても美味しいですよ。

作り方は
(塩麹小さじ2、砂糖小さじ1~2、酢大さじ1、オリーブオイル大さじ1)
これを混ぜてマリネ液を作り、カットしたお刺身と和えれば出来上がり。

サラダのドレッシングに。

こちらも合わせるだけで作れてしまう、簡単で美味しいドレッシングなので
野菜を美味しく食べてみてください。

材料は、(塩麹大さじ1と1/2、酢大さじ1、砂糖小さじ1~2)
お好みで米油など加えてもいいです。
野菜だけでなく、写真のように豚しゃぶを加えて、さらに鰹節を合わせると美味しさ倍増しますよ。

野菜に和えるだけ

そのまま生で使う場合は、カットした野菜にまぶしておいておくだけでも美味しく食べることができます。
キュウリや人参、大根などを食べやすくカットしてビニール袋などに入れ
塩麹を加えて揉んでおけば、簡単な浅漬けの出来上がり。
コクを出したい時は、ごま油や辣油など加えると一味違った美味しさが味わえますよ。

酵素は熱に弱いですが、塩麹は加熱調理に使っても美味しく使えるので、
次は加熱して使う方法を紹介します。

唐揚げに。

鶏肉をカットして塩麹と酒をまぶしておくと、お肉がとっても柔らかくなります。

塩麹の量はお肉の10%が目安。

分かりやすく紹介すると、

鶏もも肉1枚分で、塩麹は約大さじ1、酒は小さじ1程度をまぶしておけばOKです。

揚げない作り方を紹介しますね。

塩麹と酒をまぶしておいた鶏モモ肉に、米粉大さじ1と米油大さじ1をまぶして
200度に予熱したオーブンで20分ほど焼けば美味しくてヘルシーな鶏の唐揚げの出来上がり。

ご飯を炊くときに加える

私が好きな使い方なのですが、ご飯を炊くときに、塩麹を少し加えると優しい甘味と塩加減で
ご飯がとっても美味しく炊きあがります。

目安は、お米2合分(約4人分)の量で塩麹を大さじ1程度加えて炊きます。

水加減はお米2合分の分量で大丈夫です。

おすすめは旬の食材を入れて炊く炊き込みご飯です。

春だとタケノコご飯が美味しいですよね。

初夏のそら豆ご飯、秋の銀杏ご飯や、キノコご飯、など。

塩麹で炊いたご飯は、とっても上品で優しい味わいなので、ぜひ試してみてください。

スープの味付けに

薄くコンソメで味付けしたスープの仕上げに塩麹を少し加えてみてください。
味がしまって美味しさがアップします。

写真のかぼちゃのスープは、かぼちゃの甘味が増してとっても美味しいまろやかな仕上がりでした。

ハロウィンに、紫芋で作ったスープにも塩麹で味つけしてみました。

ほんとに少し(4人分で大さじ1程度)加えるだけですが、
まろやかで美味しさがアップします。

塩麹を加える分、コンソメやスープの素などの味付けは薄くしておいてくださいね!

塩麹、私の作り方。

塩麹の作り方は、検索しても、いろいろな分量がありますよね。

私の作っている塩麹は塩分がギリギリの分量です。
あまり塩分を強くしたくないけれど、少ないと保存に向かない。

ということをふまえて、いろいろ試してみた結果の分量ということです。

塩分控えめに作りたいな、と考えている人はぜひ参考にしてみてください。

私の手作り塩麹

米麹・・・200g
食塩・・・65g
水・・・300g
米麹と食塩をよく混ぜ合わせてなじませておき、
そこに、水(冷水)を加えてしっかり混ぜ、一晩おく。
すると、米麹が水分を吸ってほとんど水がない状態になっています。
ここで、少し(50ml程度)水を足してよく混ぜ、また1日おきます。
今度は、水が多かったかな?と思うくらいに少し水が出てきています。
これで大丈夫です。
あとは、毎日清潔に熱湯消毒したスプーンなどで「美味しくなあれ~」と唱えながら
1日に1回ぐるぐると混ぜて、1週間ほどしたら冷蔵庫で保存します。
米麹の粒が少し潰れたような、柔らかくなった感じが目で見て分かれば
完成にちかい状態だと思ってください。

注意点

塩麹を作るときの材料に注意してくださいね。

塩は天然塩を使います。

精製塩はミネラルなどが含まれないので、使わないように。

また、岩塩は天然塩ですが、結晶化されているため、塩麹作りには向きません。

水は浄水かミネラルウォーターの軟水を。

塩麹作りに使用する水にも注意してください。

浄水を使うか、もしくはミネラルウォーターの中でも軟水を選んで使いましょう。
硬水は料理には向きません。また水道水やアルカリ水なども不向きです。

使用する水によって、仕上がりの塩麹の味わいが変わってきてしまいます。

美味しい水を使って作ることを心掛けてくださいね。

せっかく手作りするなら、美味しい調味料に仕上げてみてください。

 

 

まとめ

塩麹は、塩だけよりも旨味や甘味が増して美味しい調味料です。

酵素の働きで、疲労回復や免疫力もアップし、生活習慣病の予防にも効果があります。
また、美肌、美白効果も期待できるので、ぜひ調味料として使ってみてください。

料理に使うことで、野菜の旨味を引き出したり、
お肉が柔らかくなったり、
味がまろやかに仕上がったり、
旨味がアップする。

という嬉しいことがたくさんです。

熱に弱いため加熱しずに食べるのが良いですが、
加熱調理でも食材が美味しくなり、塩麹の効果は違う意味でしっかり出ています。

自分の食べたい料理に使ってみてくださいね。

米麹と塩、水を合わせて混ぜるだけで手作り塩麹が作れます。
ぜひ一度、手作り塩麹に挑戦してみてください。

自分で作った塩麹は美味しいですし、材料も自分で選んだものなので安心して使えます。
それに、市販のものはコストがかかるため、普段の料理にあまり使わなくなりがち。

自分で作れば、比較的安く仕込めるので、毎日の料理に気兼ねなく調味料として使えますよ!

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