野菜を使ったスイーツはよくみかけますが、
今回は茄子を使ったゼリーを紹介します。
茄子が苦手な息子が「このゼリー美味しい!」と食べてくれたので美味しさは間違いないです。
この記事では
・茄子が苦手な人でも食べれる美味しいゼリーの作り方
・茄子の皮に含まれる栄養もしっかり取れるポイント
・ゼラチンの使い方
こちらを分かりやすく説明していきます。
言わないと茄子と分からないくらい美味しいので、茄子が嫌いなお子さんでも食べてくれる可能性ありです!
茄子の料理に飽きたときや、大量の茄子消費にも役立ててみてくださいね。
茄子とは思えないほど美味しい【茄子ゼリー】
茄子には味があまりない野菜なので、スイーツにしても美味しく仕上がります。
煮ることで柔らかい食感になり、煮りんごや桃のような食感を作り出すことができますよ。
皮が固いのでゼリーにする場合は皮を取り除いた方が美味しく仕上がります。
でも、皮の色素に栄養が含まれているので、捨ててしまうのはもったいない!
そこで、皮は一緒に煮て色を出したり栄養素を煮汁に出して使ってみてください。
材料
4個分
茄子・・・2本(1本約160~180g前後のものを使用)
◎水・・・400ml
◎砂糖・・40g
◎レモン汁・・大さじ2
◎レモングラス・・・4~5本 (こちらはあれば加えてください。無くてもOKです)
レモン汁・・・大さじ1 (追加分)
●粉ゼラチン・・・8g
●水・・・大さじ2
レモングラスはハーブティーに使ったりエスニック風のスープに使うことが多いスパイスで
爽やかな風味を出してくれます。
あればぜひ加えてみてください。(無い場合は加えなくても大丈夫です)
作り方
1,茄子は皮をむいて身の部分を角切りして鍋に入れる。
鍋に◎の材料を加えて、皮も入れて一緒に煮る。
煮るときは蓋を少しずらしてかぶせ、弱めの中火で15分ほど煮ると柔らかくなります。
2,茄子が柔らかくなったら火を止め、皮とレモングラスを取り除き、
レモン汁大さじ1(追加分)を加え550g分に計量する。
3,水に粉ゼラチンを振り入れてふやかしておく。
4,ふやかしたゼラチンをレンジ600Wで15~20秒ほど加熱して溶かし、煮た茄子に加える。
冷蔵庫で一晩~1日ほど冷やして固め、固まったらスプーンなどで崩してグラスやカップに盛り付ける。
お好みでミントを添えると爽やかな風味がアップします。
茄子の皮の使い方
茄子の皮の紫色にはアントシアニンという色素が含まれています。
これは、ポリフェノールの一種で「ナスニン」と呼ばれています。
でも、皮は煮てもとろけるような柔らかさにはならないため、口に食感が残ってしまいゼリーにはおすすめできません。
そのまま煮るよりも、ほんのりピンクや赤紫色に仕上がるので、かわいらしいスイーツになりますよ。
15~20分ほど煮て色素が出たら茄子の皮は取り除いても大丈夫です。
ゼラチンの使い方
粉ゼラチンを使っています。
粉ゼラチンは水に振り入れて使うのが基本です。
このとき、水に振り入れると比較的全体にきれいにふやかせますが、
粉ゼラチンに水を加えた場合はダマになってしまうことがあります。
この時は慌てず、すぐにスプーンなどでかき混ぜて、粉ゼラチン全体に水分がふやけるようにしてくださいね。
また、ゼラチンは加熱しすぎると固まらなくなってしまうため、
溶かすときは600wのレンジなら15~20秒程度を目安に加熱して溶かしてください。
まとめ
茄子が苦手な息子が「桃のゼリー?」と間違えてくれたほど、とろけるような食感で美味しい茄子のゼリーを紹介しました。
茄子は味がないので、レモン汁や砂糖を加えて煮ることで、さわやかなスイーツを作ることができます。
このとき、皮を一緒に入れて煮てください。
皮にはポリフェノールが豊富に含まれているので、
煮ているうちに栄養素が溶けだして煮汁に含まれます。
茄子の料理に飽きたり、茄子の新しい食べ方を試してみたい!という人はぜひ参考にして作ってみてくださいね。
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