豆乳ヨーグルトの作り方!仕上がり・味・簡単さで実験した結果

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豆乳ヨーグルトが話題になっていますが、作り方は様々です。

「作ってみたいけれど、どうやって作ろうか?」

「いろいろな作り方があるけれど、どの方法で作ったらよいか?」

迷いますよね。

そこで、簡単に作れる方法で豆乳ヨーグルトを作り
仕上がり、味の違いなどを実験して比べてみました。

ヨーグルトメーカーや難しい温度管理などは全くしていませんので、誰でもできますよ。

時短ですぐに作れるホエーを使った簡単豆乳ヨーグルトも紹介します。
(これは乳酸菌効果はあまり期待できません・・)

今回紹介する方法は、どれも一度も失敗したことがありません。

「これなら作れそうだ!」
という自分ができそうな方法でぜひ豆乳ヨーグルト作りに挑戦してみてくださいね。

目次

豆乳ヨーグルト

 

豆乳ヨーグルトとは

豆乳を植物性乳酸菌で発酵させたヨーグルトのこと
なので、本当ならば植物性乳酸菌で発酵させるべきですが、
今回は、簡単に手に入る材料で、手軽に作れて豆乳100%のヨーグルト
ということだけを考えて作る方法を紹介します。
つまり、ここで紹介する豆乳ヨーグルトは
牛乳から作られたヨーグルトの乳酸菌を使用して作ります。
ここでお知らせしておきます。
植物性乳酸菌で作る豆乳ヨーグルトの作り方を知りたいという人は
この先は読んでも無駄です。

簡単に作れる豆乳ヨーグルト

豆乳ヨーグルトの材料は、

・乳酸菌のもと(今回はカスピ海ヨーグルトと市販のヨーグルト「ナチュレ恵」を使用します)

・豆乳

これだけです。

使うものは、

蓋付きの容器 と 混ぜるためのスプーン だけです。

簡単な作り方

出来上がり量 (約500g分の分量)

熱湯消毒した蓋つきの容器とスプーンを準備します。(容器は600mlほど入る量のものを使います)

ここに、ヨーグルトの種(カスピ海ヨーグルト、または市販のプレーンヨーグルト)50gを入れます。

まずここでよく混ぜてなめらかにしておきます。

なめらかになったら、豆乳を450ml~500ml(容器からこぼれない量)入れて静かに混ぜます。

蓋をして常温に一晩おいておきます。

冬場の寒い時期は、1日以上かかります。
夏場は5時間もすると固まってきます。
秋や春など25度前後の室内ではちょうど一晩~1日ほどで固まります。

固まったら冷蔵庫に入れて保存します。

冷蔵庫に入れたら3日ほどで食べるようにしています。

ヨーグルトの素種の違いについて実験

実験方法

今回はカスピ海ヨーグルトの種と、市販のヨーグルトの種を使って豆乳ヨーグルトを作り
仕上がりの食感や見た目、味の違いについて比べた実験についてまとめてみました。
ひとつは、
カスピ海ヨーグルトの種菌で何年も作り続けている我が家のカスピ海ヨーグルトの種を使い
牛乳を豆乳にかえて作りました。
カスピ海ヨーグルトの始まりは、こちらの種菌からスタートしました。
もう5年以上ずっと作り続けています。

もうひとつは、市販のプレーンヨーグルト。
今回は日本人になじみの深いカゼリ菌が入っているナチュレ恵を使いました。
乳酸菌の違いについてはこちらを参考にしてください。

準備するもの

今回は、実験用で120ml程度の容器を2つ用意しました。
通常で作るなら、600mlほど入る容器が作りやすいです。
100均で売っている蓋つきの容器(プラスティック製)で十分です。
混ぜるためのスプーンと、容器を熱湯に入れて消毒しておきます。

種と豆乳の割合

 

ヨーグルトの種 15g(約大さじ1)

豆乳   100ml

ひとつは、カスピ海ヨーグルトを大さじ1に豆乳100ml

もうひとつは、ナチュレ恵を大さじ1に豆乳100ml

で作りました。

作り方

熱湯消毒した容器にヨーグルトの素種を入れ、しっかり混ぜてなめらかにする。

ここへ、豆乳を加えてよく混ぜたら蓋をして常温で一晩おいておく。

固まる目安が分かるように、いつも作っているカスピ海ヨーグルトを一緒に作って
同じ場所に置いておきました。

結果

まずは固まっているかを確認します。

いつも作っているカスピ海ヨーグルトがしっかり固まっているのを確認。

ななめにしても流れださないし、揺らしても動かないので、しっかり固まっていました。

 

カスピ海ヨーグルトを元種にして作った豆乳ヨーグルトは、同じようにしっかりと固まっていました。

 

 

容器を斜めに傾けても全然落ちてこないくらい、しっかりしたヨーグルトに出来上がっていました。

市販のヨーグルトで作った豆乳ヨーグルトは、固まっていますが、
上にホエーのような液体がありました。

また、固まり方もカスピ海ヨーグルトで作ったものと比べると、かなりゆるい仕上がりです。

とりあえず、固さは違いますが、どちらもヨーグルトは出来ていました。

味・食感の違い

次は味と食感の違いについて比べてみます。
カスピ海ヨーグルト使用の豆乳ヨーグルトは
・ベージュのような色で豆乳の風味がしますが、酸味もほのかにありました。
・牛乳で作ったヨーグルトに比べると酸味が少なくまろやかな仕上がり。
・ツルンとした食感があり、なめらかな口当たり。
市販のヨーグルトで作った豆乳ヨーグルトは
・色はベージュで豆乳の風味がしっかりして、酸味があまり感じない。
・全体にもったりしていて、柔らかい。
・よく混ぜるとなめらかになるが、ボテッとした食感でなめらか感は薄い。
味や食感は、かなり違いがありました。
美味しいとか美味しくない、というのは決め難く、
私はカスピ海ヨーグルトで作った方が好きでしたが、
息子は市販のヨーグルトで作った豆乳ヨーグルトの方が美味しいという感想でした。
酸味が強い方が好きだったり、豆乳の風味が好きとか苦手とか。
いろいろな好みの違いで美味しさの感じ方も違うため、好みでどちらも美味しい!
という結果に。

ホエーで作る時短「豆乳ヨーグルト」

 

今度は、一晩おいておく、という作業をしない方法を紹介します。

使うのは、水切りヨーグルトを作ったときにできるホエーを使用します。

材料

豆乳・・・200ml
米粉・・・20g
ホエー・・・100g
レモン汁・・・小さじ1

ホエーは水切りヨーグルトを作ると下に溜まる液体で、ヨーグルトの栄養成分が含まれています。

 

水切りヨーグルトについてはこちらを参考にしてください。

作り方

レンジ加熱可能な耐熱ボウルに、豆乳と米粉を入れてよく混ぜます。

 

これをレンジ600Wで3分加熱します。

取り出して軽く混ぜたら、次に、ホエーとレモン汁を加えて混ぜます。

すると、混ぜていくうちにヨーグルトのようにとろみがついてきます。

ここで、あまりとろみがついてこない場合

もう一度、レンジ600wで1分ほど様子をみながら加熱してみてください。

これで、シンプルなプレーンタイプの簡単豆乳ヨーグルトの出来上がり。

でも、乳酸菌を加えて発酵させるタイプではないので、味わいと食感だけ楽しんでください。

 

これは、すぐに食べたいときや、ホエーがたくさんできてしまった時に作っています。

この方法はアレンジができる!

ホエーを使って作る簡単豆乳ヨーグルトは、甘味をつけてアレンジすることが可能です。

豆乳と米粉を入れてよく混ぜ合わせるときに、お好みできび砂糖ハチミツジャムなどを加えます。

あとは同じようにレンジで加熱して、混ぜて、ホエーとレモン汁を加えてとろみをつけて完成です。

他にも、

・すりゴマを加えて、ゴマ豆乳ヨーグルト

・きな粉を加えて、きな粉豆乳ヨーグルト

・ドライフルーツ入りのフルーツ豆乳ヨーグルト

・アーモンドエッセンスを加えて、杏仁風豆乳ヨーグルト

など。

いろいろなアレンジが楽しめます。

この方法は本格的な豆乳ヨーグルトではありませんが、豆乳を美味しく食べるという点では
簡単で美味しく食べれるおすすめの方法ですよ。

 

まとめ

 

豆乳ヨーグルトの簡単な作り方(出来上がり500g前後)

カスピ海ヨーグルト(50g)+ 豆乳400~450ml

もしくは、

市販のプレーンタイプヨーグルト(50g)+ 豆乳400~450ml

 

熱湯消毒した蓋つき容器とスプーンを準備します。

容器にヨーグルトの素種を入れしっかり混ぜなめらかにします。
そこへ、豆乳を入れて全体に混ぜ合わせます。

蓋をして常温で一晩~1日(季節によって固まる時間が変動します)

固まったら出来上がり。冷蔵庫で保存して3日ほどで食べきります。

どちらで作ってもヨーグルトは出来上がりました。

しかし、仕上がりは

カスピ海ヨーグルトの方が固まりがしっかりしていて
酸味もあり、ヨーグルトらしい味わい。

市販のヨーグルトは、ゆるめの仕上がりで酸味が少なくもったりした食感でした。

 

簡単ですぐに食べれる作り方も紹介しました。

こちらは水切りヨーグルトを作ったときにできるホエーを使用してレンジ加熱で作ります。

材料

豆乳・・・200ml
米粉・・・20g
ホエー・・・100ml
レモン汁・・・小さじ1

豆乳と米粉をよく混ぜ合わせたら、レンジ600Wで3分加熱。

取り出してよく混ぜ、ホエーとレモン汁を加えます。

とろみがついたら完成。つかない場合は追加でレンジ加熱してください。

この方法は、お好みで甘味や食材を加えて作ることができます。

甘味(砂糖、ハチミツ、ジャム)などを加えたり、ゴマやきな粉などの食材を加えたり
ドライフルーツやナッツ類バニラエッセンスやアーモンドエッセンスを混ぜ込んだりすることでフレーバーな豆乳ヨーグルトを作ることができます。

本格的な豆乳ヨーグルトではありませんが、豆乳を美味しく楽しめる食べ方です。

どれも失敗したことがない方法なので、誰でも簡単に作れます。

自分のお好みの方法で豆乳ヨーグルト作りに挑戦してみてくださいね。

豆乳は体に優しいので、牛乳よりもおすすめです。

 

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