超~ふわふわでふるふるっと揺れる台湾カステラが大人気ですね。
本場の台湾カステラは薄力粉やバター、牛乳などを使って作られていますが
今回は、食感はそのままで、米粉を使って作る台湾カステラを紹介します。
バターや牛乳も使わないので、乳製品がダメな人でも美味しく食べてもらえますよ。
・バター不使用で作るからからだにも優しい
・牛乳のかわりに豆乳を使うので乳製品がダメな人でも大丈夫
・食感はそのまま、ふわふわでしゅわしゅわ
・優しい甘味で子供のおやつにも安心
こんな感じの台湾カステラです。
台湾カステラを作りたいけど、アレルギーが心配、からだにやさしいおやつを子供にあげたい
という人におすすめです。
ぜひ試してみてくださいね。
米粉で作る台湾カステラ
台湾カステラはスクエア型で作ることが多いですが、
今回はふつうの家庭でも作りやすいサイズで紹介しようと思います。
今回卵2個で紹介しているレシピは17㎝×8㎝×高さ6㎝のパウンド型で作っています。
薄力粉で作ると表面は割れないのですが、米粉で作るとどうしても表面が割れてしまいます。
いろいろな配合や型で作っていますが、割れずに作る配合や方法をただいま研究中です。
ということで、今回は表面が割れてしまうことを承知の上で作ってみてください。
ただし、1晩冷蔵庫で冷やすと、割れた部分はもとに戻ります。
(割れ目のヒビは入っていますが、その部分は目をつぶってください・・・汗)
ということでしたが、ようやく割れない台湾カステラを作ることができました!
追記させていただきます。(追記のレシピは最後に載せているので先にこちらをチェックしてみてください)
材料
目安4人分 (型 15㎝のスクエア型 または 10㎝×20㎝×高さ9cmのパウンド型)
米粉・・・50g
〇豆乳・・・大さじ5
〇米油・・30g
卵黄・・・3個
卵白・・・3個
きび砂糖・・50g
目安2~3人分 (型 8㎝×20㎝×高さ6㎝のパウンド型)
米粉・・・35g
〇豆乳・・・50ml
〇米油・・・20g
卵黄・・・2個
卵白・・・2個
きび砂糖・・35g
作り方
準備1:型にクッキングシートを型よりも5㎝ほど高めに敷いておく。
今回は、食パンを作るときに使っている大きめのパウンド型(10×20×9)で作っています。
(この時は高さのある型で作っているので、クッキングシートはこれくらいで大丈夫です。)
準備2:湯煎焼きのためのお湯を用意しておく。
準備3:オーブンを150度に予熱する。
1、ボウルに米粉を入れておく。
2、耐熱ボウルか容器に豆乳と米油を入れ、レンジで温める。
温め機能がついている場合は、熱燗くらいを目安に。またはレンジ600Wで1分ほど。
温めたら豆乳と米油をよく混ぜ合わせておく。
これを、米粉のボウルに入れて泡立て器でグルグルと混ぜる。
このような感じになります。
3、卵黄を1個ずつ加えてよく混ぜ合わせる。
全部卵黄が入ると、こんな感じ。
4、別のボウルで卵白と、きび砂糖をハンドミキサーで泡立てメレンゲを作る。
始めは高速で混ぜ、もうそろそろかなという頃に低速に替えて混ぜてみてください。
キメ細かいメレンゲが作れます。
持ち上げたときに、軽くおじぎをする感じが目安です。
5、メレンゲの1/3量を卵黄のボウルに入れて泡立て器で混ぜなじませる。
なじんだら、メレンゲのボウルにこの生地を2回に分けて入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。
6、型に入れる。
型の高さの1㎝ほどお湯を入れる(お湯は80度くらいの温度でOK)
7、150度に予熱したオーブンで60分焼く。
焼き上がり。
こちらは卵3個で作ったときの焼き上がり。
卵2個でパウンド型で焼いたときの焼き上がりはこちら。
焼きたては割れ目が目立ちますが、
冷めてしばらくすると、しぼんで元の位置に戻ってきます。
焼きたてのふわふわ熱々も食べたいですよね~。
ふわふわで食べるとしゅわ~っとした食感。
揺らすとふるふる揺れてますよ。
ポイント
米粉の台湾カステラを作る時のポイントは、
卵白の泡立て
メレンゲの固さに気を付けてみてください。
しっかり泡立てすぎると、すごく膨らんで、すごーく沈みます。
これを見ると、気分も沈みます・・・。
ふんわりおじぎをするメレンゲになったら泡立てをやめてくださいね。
クッキングシート
パウンド型のような高さがあまりない型の場合は
クッキングシートは生地を入れた時よりも5㎝ほど高くセットしておきましょう。
高さのある型で作れば普通にクッキングシートをセットすればOK。膨らみ方も安定します。
生地の入れ方
型に生地を入れるときは、一気に入れた方が失敗しません。
また、ゴムベラについている生地は粉の固まりがあったりして重いので
膨らまない原因になります。
もったいないですが、ゴムベラについた生地は入れないようにしましょう。
表面の割れ目
同じ条件で薄力粉と米粉で同時に作ったとき、
薄力粉で作ったものは割れ目なく仕上がり、米粉で作ったものは割れ目ができてしまいました。
米粉は割れ目ができやすいのは確かです。
米粉でも表面が割れない良い方法が分かったら追記いたします。
米粉で割れない台湾カステラの作り方(追記)
焼く温度と時間を変えて作ってみました。
今回は卵2個分の分量で紹介します。(作る工程も少し変えています)
材料
17㎝×8㎝×6㎝パウンド型
米油・・・20g
米粉・・・35g
豆乳・・・大さじ3
卵黄・・・2個
卵白・・・2個
きび砂糖・・35g
作り方
準備:型に合わせてクッキングシートを敷いておく。少し高めにひいておきます。
湯せん焼き用のお湯を用意しておく。
オーブンを200度に予熱する。(変更しました)
ボウルに米粉を入れておく。
1,鍋に米油を入れ火にかけ50度くらになるまで加熱する。(すぐに熱くなってくるので、目を離さないように)
米油の場合は香ばしい風味がしてきます。香ばしいかおりがしてきたら火をとめてください。
2、米粉を入れたボウルに温めた油を入れてすぐに混ぜる。
3,豆乳は人肌程度に温めて、油と合わせた生地に少しずつ加えてよく混ぜ合わせる。
4,卵黄を1個ずつ加えてそのつどしっかり混ぜる。
4,別のボウルに卵白ときび砂糖を加えてメレンゲを作る。
ふんわりとおじぎをするくらいの固さでとめる。
5,卵黄のボウルにメレンゲの1/3量を加えて泡立て器で優しく混ぜ、もう一度1/3量を加えて混ぜ合わせたら、
今度はメレンゲのボウルに卵黄の生地を加えゴムベラまたは泡立て器でふんわり混ぜ合わせる。
6,型に生地を流し入れ空気を抜いたら天板にお湯を張り(50度くらいのお湯でOK)
まず200度で10分焼き、そのあと120度に下げて50~60分焼く。
うちのオーブンは焼きムラができやすいので、途中で何回か型の向きを変えています。
それでも少し焼きムラができてしまいましたが、割れずに作れました。
きめ細かさは前作ったのとあまり変わっていませんが、
ふんわりしていて表面が割れずに作れたので、レシピ追記しました。
オーブンによっては割れてしまうことがあるかもしれません。
まとめ
米粉の台湾カステラを紹介しました。
何度も作って表面が割れないレシピも追記しています。
変更した点は大きく変わったのは焼く温度を最初高温で10分ほど焼いて
そのあと低温にしてじっくり焼き上げてみました。
作る工程は豆乳と油を合わせて作っていましたが、別々に加熱して作る方法に変えています。
使っているオーブンによっては焼き上がりが違ってくることがありますので
お使いのオーブンの特徴をよく知って温度や時間を調節してみてくださいね。
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