レンコン食べていますか?
我が家はレンコンをカリカリに焼いたレンコンチップが大好きで
よく買ってきて作るので、お弁当にも夕食のおかずにもよく登場する野菜です。
レンコンにはどんな栄養が含まれているのか調べてみると、かなり優秀!
我が家は花粉症だったりアレルギー症状が出たりと、春先は本当に家族みんなツライですが、
毎日といっていいほど食べているレンコンのおかげなのか、
年々、症状が軽くなってきています。
まあ、実際のところ、レンコン以外にもアレルギーに効くようなものを食べたり飲んだりしているので
こればかりだとは思いませんが、それでも、効果はあるのかな。と思っています。
なにより、レンコンを美味しく食べて健康になれれば一番ですよね。
そこで、今回は我が家がよく食べている美味しいレンコンの食べ方や効果的な食べ方など
レンコンの栄養から効果、食べ方までたっぷりと紹介していきます。
風邪をひきやすい人は要チェックですよ。
レンコンの驚くべき栄養素
レンコンにはビタミンCがたっぷり含まれているのですが、
たっぷりってどのくらいだと思いますか?
どのくらいってあまりピンとこないわ・・・
レンコンの輪切り1センチほどでレモン1個分のビタミンCが含まれているのよ!
そんなに豊富に含まれているビタミンCの役割は何かというと。
ビタミンCの役割
ビタミンCといったら、コラーゲンの生成。
お肌のハリを整えてくれたり、骨を丈夫にしてくれたりします。
そして、抗酸化作用。
活性酸素を除去してくれるという抗酸化作用があるので
ウイルスを侵入させないからだ作りをしてくれます。風邪の予防やガン予防にも効果がありますよ。
また、アルコールを分解する「アセドアルデヒド脱水素酵素」というものの代わりをしてくれるので
二日酔いの予防にもおすすめです。
熱に弱いのでは・・・?
そういえば、ビタミンCって熱に弱いんだったよね。加熱して食べると意味がなかったりする?私、いつも加熱して食べているんだけど・・・
それが大丈夫なのよ!
レンコンの主成分はでんぷんなので、このでんぷんがビタミンCを熱から守る役割をしてくれます。
つまり、
でんぷんが含まれているおかげ加熱調理してもあまり失われないということ。
糸をひくのはムチン
レンコンって糸をひきますよね。
あの成分が「ムチン」というものですが、
ムチンについては、誤報だといわれていたり間違った情報と言われていたり、
どれが本当だか分かりません。
私が勉強してきた内容を掲載しておりますが、
新しい情報が分かり次第、訂正させていただきます。
ムチンは粘膜の保護をしてくれる役割があり、胃の調子を整えてくれるという効果があります。
レンコン餅のようにすりおろして使う料理には、とくに胃に優しいですよね。
ぜひ、風邪ぎみの時にレンコンを上手に使って食べてみてください。
このあとで風邪におすすめのレンコン料理も紹介しています。
ポリフェノール効果
レンコンをカットしてしばらくすると、黒っぽくなってきたことありませんか?
これは、レンコンに「タンニン」というポリフェノールの一種が含まれているからなんです。
ポリフェノールはファイトケミカルといって野菜がもっている力で抗酸化作用があります。
抗炎症や高殺菌作用、また、消炎や止血の効果もあり咳止めや鼻血などを止めるなどの効果もあります。
この消炎止血作用は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などにも効果あるといわれています。
また、花粉症などのアレルギーにも効果があるので、アレルギー対策として意識して食べるのもおすすめです。
貧血予防におすすめ
レンコンには野菜には珍しくビタミンB12という成分が含まれています。
これは、鉄分の吸収を高めてくれるという役割をするもので、
さらに、造血ビタミンB6も含まれているので、レンコンは貧血予防にも期待ができる野菜です。
肉や魚などのヘム鉄の吸収をアップしてくれるので、
食べるときは肉や魚と一緒に食べるのがおすすめです。
ここで、一つ知っておくと便利な情報!
せっかくのひじきの非ヘム鉄が吸収されなくなってしまいます。覚えておいてくださいね。
食物繊維が豊富
レンコンにはみるからに食物繊維が豊富な感じがしますが、
実際にやはり食物繊維がたっぷり含まれていました。
その中でも不溶性の食物繊維が多く含まれていて、
これは水分を吸収してふくらみ腸を刺激してくれるという働きをしてくれるので、
便秘解消にとても効果があります。
便秘が解消されると、お肌の調子もよくなり、代謝もアップするのでいろいろ良いことが増えます。
便秘ぎみの人にはおすすめの野菜ですよ。
カリウムでむくみ防止
野菜には比較的含まれていることが多いカリウムですが、レンコンにも含まれています。
塩分(ナトリウム)を排出してくれるという効果があるため、高血圧やむくみの防止に効果があります。
カリウムは日本人はとくに不足しがちな栄養素なので、意識して取るようにしたいですね。
おすすめの食べ方
レンコンは風邪予防にも良いと紹介しましたが、
風邪をひいてしまったときに体を温めるおすすめの食べ方もあります。
風邪をひいたとき
レンコンには「タンニン」が含まれていると書きましたが、タンニンは皮に多く含まれているんです。
なかなか皮ごと食べにくい野菜だと思いますが、すりおろしてしまえば食べやすいですよね。
そこで。
レンコンを皮ごとすりおろして、スープに加えてみてください。
すりおろしたレンコンをスープに加えると、ほんのりとろみがついて、美味しく食べることができ
さらに、体を温めてくれる効果もあるので、風邪をひいてしまったときにはおすすめの食べ方です。
美味しいレンコンチップ!
お弁当のおかずにも、子供のおやつにも、箸休めにもおすすめの美味しいレンコンチップを紹介します。
レンコンは皮つきでも皮を薄く剥いてもお好みで大丈夫です。
薄くカットしたレンコンをフライパンで焼きます。この時、米油を使うと香ばしく美味しくできますよ。
じっくりと焼いていくと、香ばしい色がついてきます。
そしたら裏面も同じように焼いていきます。米油が足りなくなったら少しずつ足せばOKです。
両面こんがり焼けたら、軽く塩や岩塩、
お好みでスパイスやハーブをプラスすると味に変化が出て美味しいですよ。
私は自然塩や岩塩に、クミンパウダーを少しかけたり山椒のパウダーをかけて作るのが好きです。
スパイシーな味が好きな人にはおすすめですよ。
お肉と組み合わせる
魚と一緒に食べるといいですよ、ということを書きましたが、
ここで美味しいおかずを一品紹介します。
レンコンのはさみ焼きですが、豚肉やちくわを加えてボリュームアップで作っています。
さらに、スパイスを加えているので、とっても美味しい仕上がりになります。
スパイスは冷蔵庫にあるものでお好みで加えればよいですよ。
こちらにレシピを掲載していますので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
レンコンにはビタミンCが豊富に含まれているというのが分かりました。
しかも、熱に弱いビタミンCですが、でんぷんが含まれているおかげで熱から守ってくれるという効果があり
加熱調理してもビタミンCを吸収できるということも分かりましたよね。
さらに、タンニンというポリフェノールの一種も含まれているので
ビタミンCと合わせて抗酸化作用があります。
これが風邪予防や、アレルギー予防にもつながってきます。
他にも、ムチンという胃を保護してくれる働きがある成分や
ビタミンB12やB6といった鉄分の吸収を高めてくれる成分があり貧血予防にも効果があります。
レンコンの成分は水にとけやすいですので、水や酢水に長い時間つけておくのはおすすめしませんが
加熱調理は大丈夫なので、おすすめのレンコンチップなど作ってみてください。
我が家の子供たちは、ポテトチップよりも好き~っと言って食べてくれるので
子どもたちのおやつにもおすすめです。
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