スコーンといえば、たっぷりのバターと小麦粉で作ることが多いですよね。
でも、バターを使わなくてもサクサクっとしたおいしいスコーンを作ることができます。
というか、バターで作るよりもはるかに簡単に作れます。
もちろん、バターで作るスコーンはバターの香りで美味しく仕上がりますが、
動物性の油脂なので、健康に気を使っている人はバターはあまり使いたくありませんよね。
米油は体に優しいオイルです。
しかも、油の臭みが全くありません。
米油で作ると、作り方がとっても簡単!
しかも、サクサク感たっぷりに仕上がります。
「米油でスコーンが作れるなら作ってみたい!」という人は
ぜひこれから紹介する米油で作るスコーンに挑戦してみてください。
米油で作るスコーン
材料
(約10個分)
薄力粉・・・280g
ベーキングパウダー・・・8g
卵・・・1個
米油・・・50g
プレーンヨーグルト・・・30g
豆乳・・・60g
きび砂糖・・・15g
表面にぬる用の豆乳・・・少々
作り方
1、ボウルに卵、米油を入れ泡立て器でしっかり混ぜる。
続いて、プレーンヨーグルト、豆乳、きび砂糖も加えてよく混ぜる。
2、薄力粉とベーキングパウダーを合わせたものをふるって卵のボウルに加える。
ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせていく。
3、混ぜたら打ち粉をした台にうつす。
スケッパーを使って、半分にカットして上にのせ軽く押してのばす。
これを3~4回ほど繰り返すと、生地がまとまってきます。
4、生地を3~4㎝の厚さにまとめる。(スコーンの高さです。お好みの厚みにしてください)
これを型抜きなどで抜く。
5、オーブンは190度に予熱します。
天板にクッキングシートを敷いて、型抜きした生地を並べる。
表面に豆乳を刷毛でぬっておく。
190度に予熱したオーブンで20分ほど焼いたら出来上がり。
きれいに腹割れもできました。
米油で作るメリット
バターで作るのが一般的なスコーンですが、
米油で作るといろいろなメリットがあります。
サクサクな仕上がり
米油はさらっとしている油でとても使いやすいです。
クセのない味わいなので、お菓子作りにはピッタリ!
焼くと香ばしさも出てきますし、サクサク感がアップしてきますよ。
作り方が簡単!
写真はバターで作っているときの様子です。
バターでスコーンを作る時は、
粉と角切りにしたバターをよく冷やしてぽろぽろになるよう混ぜていきます。
米油で作るときは、粉と油を一緒に混ぜることはしません。
米油は卵や豆乳など液体と一緒にしっかり混ぜておきましょう。
混ぜたところに、粉を振り入れて混ぜるだけなので、とっても簡単です。
米油は体に優しい
米油にはビタミンEが豊富に含まれています。
さらに、抗酸化作用があり活性酸素を除去してくれる働きもあります。
油は酸化しやすいですが、米油は酸化しにくいというメリットがありますよ!
米油についてはこちらで詳しく書いています。
油の臭みがない
バター以外のオイルはいろいろあります。
オリーブオイル、サラダ油、ごま油、など。
でも、それぞれ油には独特の風味があります。
米油は特別な香りがないので、お菓子やパンを作るのにも向いているんです。
サラダオイルで作ったりすると、焼きあがったときも、冷めたときも、
油の臭みを感じることがあります。
米油が良いのは、スコーンの味に影響しないためです。
もし、米油以外のオイルを使うなら、太白ごま油がおすすめです。
こちらも無味無臭なので、お菓子作りに適していますよ。
私が愛用している米油はボーソー油脂の米油です。
太白ごま油は、こちらを使っています。
混ぜる順番に気を付けて
米油でスコーンを作る時は、混ぜる順番に気を付けましょう。
ふんわりサクサクの美味しいスコーンにならなくなってしまいます。
米油で作るときは、卵など液体のものと一緒に米油をしっかり混ぜてください。
粉類はあとから加えます。
このポイントさえ押さえれば、まず失敗なく作ることができますよ!
まとめ(おさらい)
スコーンは米油を使うと簡単でサクサクっとおいしいスコーンを作ることができます。
ポイントは混ぜる順番とこねないこと。
・卵と米油をしっかり混ぜて、豆乳、ヨーグルトなどを加えたあとに粉を加えます。
・台にうつしたら、半分にカットして上にのせ、押しながらのばすという作業を繰り返せばOK.
体に優しい米油でもサクサクでおいしいスコーンが作れます。
作り方も簡単なので、ぜひ手作りのスコーンを作ってみてくださいね。
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