スコーンはバターなしでもサクサクに作れる!おすすめは米油

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「スコーン」といえば、粉とバターに牛乳や豆乳、卵などを加えて作るのが本場の作り方。

出来立ては、サクサク!
表面を割ると、中はふんわり~。

熱々にクロテッドクリームをぬって食べると幸せを感じますね。

米油を愛用している私は、「スコーンも米油で作れないかな。」

と思い、バターで作るスコーンと米油で作ったスコーンを食べ比べてみました。

意外にも、米油で作ったスコーンはサクサクでとっても美味しかったんです!

バターじゃないとサクサクに仕上がらないのか、と思っていましたが、
米油でも美味しくできて感激しました。

今回は、バターと米油のスコーンの食べ比べと、食感の違いについて
実験して分かったことをまとめてみました。

また米油の場合は作る工程が少し違ってきますので、こちらについても紹介します。

「スコーンを作ろうと思ったのに、バターがなかった!」

「できればバターを使いたくない。」

という人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

スコーン食べ比べ(バター・米油)

バターを使わなくてもサクサクに仕上げることができるのか?

という疑問を解決するために、

今回は、バターで作ったスコーンと米油で作ったスコーンの違いを比べてみました。

バターで作るスコーン

 

バターで作ったスコーンは、しっかり膨らみ、腹割れもできています。

割ってみると、外がサクサクで中はふんわりしています。

コクのある香りと味わいでとってもリッチな味わいです。

まさにスコーンという出来上がりです。

米油で作るスコーン

 

バターで作ったスコーンと同じ材料、分量で、バターを米油に変えて作ってみました。

すると、驚きの結果!

バターと同じようにしっかり膨らんで腹割れもきれいにできています。

見た目はバターで作ったスコーンと言っても分からないくらいです。

割ってみると。

外はサクサクに焼けていました。

中は焼きたても、冷めてもふんわりしていました。

バターで作ったスコーンよりも、しっとりしている感じです。

油脂以外の材料はすべて同じで作っていますが、米油で作ったスコーンの方が甘く感じました。

食べ比べた結果

バターで作ったスコーンも米油で作ったスコーンも、違いが分からないほどの味と食感。

どちらも外がサクサクで、中はふんわりと仕上がっていました。

米油の方がしっとり感が多く、甘味を強く感じました。

焼きたては、バターで作ったスコーンはバターの香りでとてもリッチな味になります。

冷めたときは、米油の方が中のふんわり感としっとり感が残っていて甘味が出ていました。

バターがないという時でも、米油で代用しても、全然大丈夫!

どちらで作っても美味しいということが分かりました。

バターは動物性脂質なので、健康のために食べないようにしているという人でも
米油で美味しく作れる!ということが分かったので安心して食べれますね。

作る工程の違い

 

バターも米油も仕上がりは、ほぼ同じように作れることが分かりましたが

作る工程は違います。

バターは固形、米油は液体なので、同じように作ると失敗してしまいます。

ここからは、作る工程の違いを紹介します。

バターで作る場合

材料はすべて冷やしておきます。

バターの場合は、粉と一緒に合わせます。

今回はフードプロセッサーを使って簡単に作りました。

薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩(少量)を入れてよく混ぜ合わせたところへ

冷えたバターを加えて粉と合わせていきます。

ポロポロと写真のようになればOK。

ここに、豆乳、卵、ヨーグルトを加えて水分を加え生地をまとめていきます。

粉がまだ残っているくらいで止め、台に移して2~3回ほど生地を重ねてひとまとまりにします。

3~4㎝の厚さにまとめた生地を、型を使って型抜きして天板に並べていきます。

米油で作る場合

米油は液体なので、粉と合わせず、卵、豆乳、ヨーグルトなどの液体と一緒に混ぜておきます。

 

粉類と砂糖を合わせたところへ、米油を加えて混ぜておいた液体を合わせ生地を作ります。

バターで作る生地よりも柔らかいので、台に移してまとめる時は、打ち粉をしっかりして作業します。

こちらも同じように型抜きをして、天板に並べていきます。

 

下の2列は米油を使った生地。上の2段はバターで作った生地のスコーンです。

生地の感じもそれほど変わりませんが、米油の方が柔らかく手につきやすかったです。

表面に豆乳をぬってから、190度で20分ほど焼きました。

 

どちらもふんわりと膨れて腹割れもしていました。

スコーンの材料

今回の実験で作ったスコーンの材料はこちらです。

バターを米油に変えただけで他の分量はすべて同じで作りました。

薄力粉・・・・130g
ベーキングパウダー・・・4g
きび砂糖・・・7g
塩・・・2g
●バター・・・25g (★米油・・・25g)
卵・・・25g
豆乳・・大さじ2
プレーンヨーグルト・・・大さじ1
卵は大きさが様々なので、今回はしっかり溶いてから25gを計量して使用しました。

まとめ

「スコーン」はバターでないとサクサクに作れないのか、腹割れしないのか、という疑問があり

バターと米油で違いを食べ比べてみました。

結果は、どちらも膨らみ腹割れもして、外はサクサク、中はふんわり美味しくできました。

ほぼ同じような仕上がりで、言わないと米油かバターか分からないくらいの違いでした。

もちろん、焼きたてはバターのリッチな香りでコクのある美味しさです。

でも、米油も良さがあり、甘味が引き立ち冷めたときにも美味しく感じました。

材料と分量は油脂以外はすべて同じですが、

作る工程が少し違います。

米油は液体のため、卵や豆乳などの液体と一緒に混ぜてから粉に加えています。

どちらも美味しく作れることが分かったので、

バターをきらしているときでも、米油があればスコーンは作れます。

バターは食べないようにしている、という人でも、美味しいスコーンを作ることができますよ。

その時の気分に合わせてお好きな方で作ってみてくださいね。

ただし、米油以外の油脂はおすすめしません。

米油はクセがなく酸化しにくい油なので、冷めたときに油臭さがありません。

米油についてはこちらで詳しく書いています。

 

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