ボロネーゼというパスタ、一見ミートソースと同じようにも見えますが
実は奥が深い大人味のパスタだったんです。
牛肉の旨味を味わうパスタといってもいいかな。
そして、イタリアではパスタソースに合わせたパスタの種類も決まっていて、
ボロネーゼにはタリアテッレという平麺を使っているのも特徴。
今回は、意外と知らない「ボロネーゼ」の本来の意味や本格的な作り方を紹介していきます。
おうちでも、本格的なボロネーゼを作ることができますよ。
また、お店で注文する時にも、知識として知っていると料理の楽しみ方が何倍にも増えますよね。
ボロネーゼとは
ボロネーゼとは、ウィキペディアによると。
ラグー・アッラ・ボロニェーゼは、玉ねぎ、セロリ、など刻んだ香味野菜をオイルで炒め、
じっくり焼いた肉(ひき肉が使われることが多い)と、ワインを素材として合わせた
イタリア・フランス料理のソース。ボロネーゼと略される。発祥はイタリア・ボローニャ地方。
こう、書かれています。
つまり、
こういうことです。
作り方は思ったよりもシンプルよね!
じゃあ、ミートソースと何が違うのかしら?
ミートソースとの違いは?
ミートソースは、香味野菜とひき肉をトマトで煮込んで作るソースで日本独特のもの。
赤ワインなど使わず、トマトやケチャップを使用して甘味のあるソースに仕上げ
日本人の口に合う味付けになっているのが特徴です。
つまり。
パスタはタリアテッレという平打ち麺を使用するのが特徴。
野菜とひき肉を煮込んだソースで甘味があるのが特徴。
日本でスパゲッティーミートソースという名で細いパスタ麺に絡めることが多い。
となります。
本格的な作り方のコツ
おうちでも本格的なボロネーゼが作れるよう、いくつかのポイントをまとめてみました。
香味野菜は控えめでOK
玉ねぎ、セロリ、ニンジンを香味野菜として炒めて使います。
このとき、ミートソースは野菜もたっぷり入れて作りますが、
本格的なボロネーゼを作るときは、あくまでもお肉が主役!
香味野菜は、香りや風味、旨味を出すためのわき役として控えめで大丈夫です。
お肉を美味しくするスパイスを!
お肉が主役のボロネーゼを作るときは、お肉が美味しくなるように
スパイスの力をかりるのがおすすめ。
お肉を美味しくするスパイスで、煮込み料理にも向いているものはいくつかありますが、
この中でも使いやすいもの、簡単にスーパーで手に入るものを探してみました。
ナツメグは、ひき肉料理には欠かせないスパイスで、お肉の臭みを消してさわやかな風味を出してくれます。
ぜひ加えてみましょう。
オールスパイスは、お肉の臭みを消し、甘い香りを感じさせてくれるスパイスなので、こちらもぜひ。
クローブパウダーは、お肉の煮込み料理やひき肉料理に使われ、肉の臭み消しと、独特の風味が深い味わいに仕上げてくれるため、手に入ればぜひ加えてみてください。味にコクと旨味がアップします。
ホワイトペッパーは、肉の旨味を引き出し、ぴりっと辛みのある刺激が肉の臭みも消して味をしめてくれます。
このスパイスは、スーパーのスパイス売り場でもよくみかけるものなので、
おうちでも本格的なボロネーゼを楽しむことができますよ。
今は、ネットでも簡単に購入できるので、ぜひスパイスを加えて作ってみてくださいね。
お肉をじっくり焼く
お肉をあまりほぐさず、じっくりと焼くのがポイントです。
お肉をハンバーグを焼くようにじっくりと両面焼いていくと旨味が濃縮されて美味しくなります。
赤ワインでじっくり煮込む
旨味が加わり、美味しい煮込みのソースができあります。
仕上げにオレガノを!
風味と旨味が引き立ち美味しいソースが出来上がります。
味をみながら少しずつ加えていくことをおすすめします。
パスタは平麺を
パスタも本場のようにこだわってみてください。
売っていない場合は、フィットチーネという平麺がありますので、
こちらで代用するといいですよ。
パルミジャーノで仕上げ!
詳しいレシピ
詳しい分量や作り方が知りたい、という人は
まとめ
そして、ミートソースとの違いについてもふれつつ、
本格的なボロネーゼをおうちで作るためのポイントを紹介してきました。
・香味野菜をしっかり炒める(量は多すぎない)
・お肉を美味しくするスパイスを加える
・お肉をじっくり焼く
・赤ワインで煮込む
・オレガノを加えて風味と旨味をプラス
・パスタは平麺を使ってみる
・仕上げはパルミジャーノを!
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