水切ヨーグルトを作るとホエー（乳清）も一緒にできます。
このホエーには栄養が豊富に含まれているので、捨てたらもったいないです。
私は水切りヨーグルトが大好きなので、ホエーも大量に出てきます(笑)
そこで、ホエーをいろいろなものに活用していますが、
今回は、その中でも大量に残ってしまったときにとても便利な使い方を紹介しようと思います。
それが「鶏ハム」
ホエーで茹でるだけで、超しっとり、美味しい鶏ハムができあがります。
しかも、ホエーで茹でると、すごくきれいな白色に仕上がるので
彩りにも使えますよ！
本当に簡単なので、ぜひホエーが大量に残ったときは活用してみてください。
超しっとり！鶏ハムの作り方
材料
用意するのは、
ホエー・・・200～300ｍｌ程度
鶏むね肉・・・2枚
塩・・・4g
ハーブがあれば加えると、さらに美味しく仕上がります！
（ローリエ・ローズマリー・レモングラスなど）
作り方
１、鶏むね肉の皮と余分な脂を取り除き、あればネットに入れて形を整えておく。
鶏むね肉1枚に2g程度の塩をまぶしておく。
２、鍋に塩をまぶした鶏むね肉とホエーを入れ火にかける。
少ない場合は水、または酒大さじ１+水を足して調節してください。
中火で茹でていくと、途中からアクがでてきます。
キッチンペーパーをのせておけば、こまめに取らなくてもほったらかしで大丈夫です。
ホエーがお肉の半分ほどの量なので、蓋をかぶせて茹でます。
蓋をかぶせたら、火加減は弱めの中火で茹でます。
途中で上下をかえして茹でてください。
実際は、茹で汁の中に入れてくださいね。
20分ほどで茹であがりです。
火をとめて、そのまま蓋をした状態で冷まします。
これで鶏ハムの完成です。
ホエーで茹でるメリット
お肉が柔らかく、しっとり仕上がる
むね肉はパサつきやすいですが、ホエーで茹でると、驚くほどしっとり！
柔らかくて、しっとりした食感で、初めて作って食べたときは感動しました。
作り置きにもなる鶏ハムが、こんなに美味しいとすぐに完食してしまいます。
色が白くきれいな仕上がり
ホエーで茹でると、仕上がりの色がとてもきれいなのにビックリすると思います。
ホエー自体は少し黄色がかった液体ですが、ヨーグルトの中の成分なので
お肉がヨーグルトのようなきれいな白色に仕上がります。
正確にはピンクと白色の中間のような、とてもきれいな色です。
パーティーのオードブルなどに並べたら、目をひく華やかな一皿が出来上がりますよ！
あればピンクペッパーの粒を散らしても素敵です。
ほのかな酸味で味がしまる！
ホエーはヨーグルトを水切りした残りの水分なので、少し酸味があります。
ホエーで茹でると、この酸味のおかげで味がしまります！
唐揚げにレモン汁をギュッとしぼってかけて食べた時の「旨い！」感、分かりますか？
あれです！
お肉の旨味が、ほどよい酸味でキュッと締まって美味しくなりますよ。
ぜひ試してこの味わいを感じてみてください。
減塩効果
先ほど、酸味で味がしまる！と言いましたが、
この酸味は、お肉を茹でることで旨味に変わります。
そのまま美味しく食べれるように、塩をすりこんで茹でますが、
これだけの塩分で十分においしい味付けになっています。
もし、この塩分でも多いと感じる方は、1gずつに減らして作ってみてください。
酸味のおかげで、それほど薄い味と感じないですよ。
まとめ
水切りヨーグルトを作ったときにできるホエーの活用法のひとつとして
鶏ハムの作り方を紹介しました。
作り方はとっても簡単！
鶏むね肉の皮や余分な脂を取り除いたら
軽く塩をもみこんで、ホエーで茹でれば完成です。
ホエーは鶏肉が全部かぶらなくても大丈夫です。
アクを取るためのキッチンペーパーをかぶせ
蓋をして蒸すように茹でます。
途中で上下を返して、全体に火が通るように茹でていきます。
もちろんたくさんある場合は、かぶるくらいのホエーで茹でてもらえばいいですよ。
ホエーで茹でた鶏ハムは、
・きれいな色に仕上げることができる
・ホエーの酸味で味がしまっておいしくなる
・酸味のあるホエーで茹でることで減塩にしても美味しく仕上げることができる
といったメリットがあります。
本当に驚くほどしっとりした美味しい鶏ハムが作れますので
ホエーが残っていたら、ぜひ鶏ハムを作ってみてくださいね。
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